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サービス(フィールド)エンジニアの仕事とは?将来性や必要なスキルもあわせて解説!

2023.10.09更新

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この記事を書いた人

機電系専門ライター Div.長谷川

長谷川

FREE AID編集部 機電系専門ライター Div.
アナログ回路設計・営業を経験した後ライター&ディレクターとして独立。
電気電子・ITジャンルを得意とし、正確で分かりやすい情報の発信を行っています。

転職サイトなどの求人で時々見かけるサービスエンジニア(フィールドエンジニア)。具体的にどんな仕事をしているのかご存じですか?今回は、転職を検討している人に向けて、サービスエンジニアの仕事内容や年収、将来性について紹介します。

サービスエンジニアの仕事内容

サービスエンジニアとは、顧客に納入したITシステムや各種機械の保守・修理を主に行う専門職のことです。フィールドエンジニア、カスタマーエンジニアなどと呼ばれることもあり、以下のような業務を行います。

・製品の設置
・製品導入時の技術的なトレーニング
・機器の保守、メンテナンス
・不具合の診断と修理

客先に出向いてさまざまな問題を解決する仕事なので、一人で状況を把握し、迅速に対応するスキルが求められます。プレッシャーを感じる場面は多いですが、そのぶん顧客とのコミュニケーションが多く感謝されることもあるため、やりがいを感じやすい仕事ともいえるでしょう。

サービスエンジニアの年収

サービスエンジニアの平均年収は490万円と言われており、日本の平均年収と比べると年収が高い傾向にあります。また、同じサービスエンジニアの中でも仕事内容によって必要なスキルが変わり、同時に年収も変化するので、より高い待遇を得ることも可能です。

サービスエンジニアがきついと言われる理由

サービスエンジニアの仕事について調べていると「きつい」という意見を多く見かけますが、その理由を解説しましょう。まず大きな理由として挙げられるのは、急なトラブル対応が多いことです。

機器の導入や定期的なメンテナンスであれば予定通りに対応できますが、トラブル対応は突発的に発生するため、事前の予定が組めません。業種によっては昼夜問わずに対応することもあり、問題が解決するまで帰れない場合もあるので、突発的な残業が発生しやすく、休みも取りづらいでしょう。

また、客先に一人で向かい、会社の顔として対応しなければならない点も、きついと言われるポイントです。生じていたトラブルなどが円滑に解決した場合は問題ありませんが、場合によっては想定以上にトラブルが長引くこともあり、顧客に迷惑をかけることもあります。

そのような場合でも、顧客への細やかな説明や状況に合わせた対応策の検討など、信頼を損ねないような立ち回りが必要になるため、プレッシャーを感じる場面は多いです。

サービスエンジニアの将来性

ここまでのように、プレッシャーがかかりやすく大変さのあるサービスエンジニアですが、仕事としての将来性は高いです。まず、最近はITシステムや各種機械の需要は高まっており、一方でエンジニア業界は人材が減っているため、エンジニアの人手不足が顕著になっています。

また、サービスエンジニアは技術面だけでなくコミュニケーション力も求められるので、両方のスキルを有する人材への需要は非常に高まっています。仕事の中でスキルを磨いていくことができれば、安定して仕事につけるだけでなく、年収を上げていくことも難しくないでしょう。

サービスエンジニアに必要なスキル

最後に、サービスエンジニアに転職する際、重要視されるスキルについて紹介します。

製品に関する幅広い知識

サービスエンジニアは客先でのメンテナンスや修理を行うため、予期せぬさまざまなトラブルに見舞われます。そんな状況でも短時間で対応を完了させなければならず、他の社員に相談するのも難しいため、あらゆる状況に対応できる状態を作っておかなければなりません。

ただ製品の仕様などを理解するだけでなく、内部構造・動作原理などの理解や過去の不具合事例など、製品に関する幅広い知識を持っておく必要があるでしょう。

コミュニケーション力

サービスエンジニアにはコミュニケーション力も求められます。トラブルが生じた際に訪問することが多いため、ただ修理を行うだけでなく、顧客のフラストレーションを解消しなければならない場合もあるからです。

また、自社製品に何らかの不具合がある場合、設計などの部署ともやりとりを行い、対策を練ってもらう必要があります。このように、問題の解決に向けて社内外を問わず話をする必要があるため、円滑なコミュニケーション力が必要です。

資格は必要ない

サービスエンジニアとして活躍するにはスキルが重要ですが、そのスキルを示すために特定の資格を取得する必要はありません。ITシステムの業界に就職する際に、ITパスポートなどの資格を取得することで知識レベルを示すことは可能ですが、採用の決め手となることはないでしょう。

各種エンジニアや営業などを経てサービスエンジニアに活かせる経験を得る、未経験可の求人に応募するなどの方法で実務経験を増やし、スキルを高めるのが一番の近道です。

まとめ

今回は、サービスエンジニアの仕事内容や求められるスキル、将来性などについて紹介しました。サービスエンジニアは機械・システムの設置や保守点検、不具合発生時の修理対応などを行う職種です。

客先で予期せぬトラブルに対応しなければならないため、きついと言われがちな仕事ですが、需要は高く将来性のある職種でもあります。スキル次第では高い年収を得ることも可能なので、専門性とコミュニケーション力を身に着けて就職に活かしていきましょう。

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