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  • 【どんな職種がある?】ITエンジニアの種類や仕事内容について徹底解説します!
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    2024.08.06更新

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    この記事を書いた人

    機電系専門ライター Div.長谷川

    長谷川

    FREE AID編集部 機電系専門ライター Div.
    アナログ回路設計・営業を経験した後ライター&ディレクターとして独立。
    電気電子・ITジャンルを得意とし、正確で分かりやすい情報の発信を行っています。

    ITエンジニアは多くの職種に分かれていることをご存じですか? 同じエンジニアでも、職種が違うと仕事内容や必要なスキルも大きく変わります。 本記事では、エンジニアへの転職を考えている人に向けて、エンジニアの職種ごとの特徴についてお伝えします。 興味のある職種を見つけて、転職の方向性を決める材料にしてくださいね。

    ITエンジニアとは

    ITエンジニアとは、Information Technology(情報技術)を扱う技術者のことです。近年ではIT技術が加速度的に進歩しているため、ITエンジニアの需要は非常に高まってきています。

    ただ、一人のエンジニアがIT技術を全て扱える訳ではありません、 ITはサーバーやネットワークなどのインフラ構築から、ソフトウェアの開発、テストの実施などさまざまな領域があり、エンジニアの仕事もそれぞれの専門分野に分かれています。 

    それでは、ITの分野や開発環境、システムなどで変わるエンジニアの職種について詳しく解説していきましょう。

    エンジニア職種一覧

    システムエンジニア

    「システムエンジニア」は、クライアントの要望を満たすシステムを構築するエンジニアです。システムを一から作っていくため、「企画・要件定義」「基本・詳細設計」「プログラミング」「テスト」「納品・保守」といった一連の開発業務に全て携わることとなります。

    システムエンジニアは開発の予算管理や進捗管理なども行う必要があります。仕事量が多いため、プログラミング自体はプログラマーに任せる場合が多いです。

    サーバーエンジニア

    「サーバーエンジニア」は、システムを動かすためのサーバーを構築するエンジニアです。運用に必要なサーバーの規模を把握し、最適なスペックや台数のコンピュータを揃えて接続する仕事で、システムが不備なく動くことはもちろん、コストを抑えた設計も求められます。

    サーバーの構築だけでなく、負荷の変動やバージョンアップの対応、セキュリティ対策や万が一の障害に備えたバックアップなど、保守管理も行います。自社でシステムを構築する場合に必ず必要になるため、常に安定した需要のある職種です。

    データベースエンジニア

    「データベースエンジニア」は、大量のデータを管理するデータベースの構築を行うエンジニアです。データベースの構築以外にも、より良い状態を保つための保守管理や、データベースのセキュリティ対策も業務内容に入ります。

    紙媒体からのデジタル化が進み、多くの企業がビッグデータを保有しているので、必要なデータだけを素早く取り出すエンジニアの需要は高まっています。近年はデータベースのクラウド化が進んでいるため、クラウドの知識も必要です。

    ネットワークエンジニア

    「ネットワークエンジニア」は、システムのネットワークを構築・保守管理するエンジニアです。サーバーエンジニアと合わせて「インフラエンジニア」と呼ばれることも多く、システムの根幹を作る大事な役割です。

    近年は、クラウド型サーバーの普及に伴い、新規ネットワークの構築より保守管理の業務が主流となっています。ただネットワークの膨張に伴って不正アクセスや通信トラフィック量の増加など、新しい問題が生じるため、常に高い需要がある仕事でもあります。

    セキュリティエンジニア

    「セキュリティエンジニア」は、システムのセキュリティを高め、サイバー攻撃やセキュリティ脅威から守るエンジニアです。ネットワークだけでなく、アプリケーションやハードウェアなどシステム全体を見据えてセキュリティ対策を行います。サイバー攻撃は常に進化しているので、常に最新技術をとりいれる姿勢や、責任感、モラルの高さも求められる重要な仕事です。

    セールスエンジニア

    「セールスエンジニア」は、エンジニアとして営業活動を行い、知識の深さを利用して売上に貢献するエンジニアです。クライアントの要望にあった最適な商材の提案を始め、使い方のレクチャー、トラブル時のサポートなどを行います。エンジニアといってもプログラミングは行いませんが、商品に対する専門的な知識が求められ、営業とエンジニアの橋渡しをする重要なポジションでもあります。

    WEBエンジニア

    「WEBエンジニア」は、WEBブラウザ上で動作するシステムの設計・開発を行うエンジニアです。WEB業界は、WEBコンテンツやWEBサービスを制作・公開して収益を上げる業界で、高い成長性が見込まれています。仕事の範囲は幅広く、サーバーやセキュリティの構築からユーザーが見るデザインの設計まで、様々な知識が必要となります。

    マークアップ/フロントエンジニア

    「フロントエンジニア」は、WEBエンジニアの中でフロントエンド(ユーザーが目にしたり触ったりする部分)のプログラミングを行うエンジニアです。 

    WEBデザイナーが作ったデザインを再現し、ブラウザに表示させるのが仕事で、HTMLやCSS、JavaScriptといったマークアップ言語を使用します。 WEBデザインやSEOの知識など、プログラミング以外にも様々な知識を付けることが求められます。

    エンベデッドエンジニア

    「エンベデッドエンジニア」はテレビや炊飯器、エアコンなどの家電製品に組み込むソフトウェアを作るエンジニアです。家電製品のマイコンはスペックが低いので、限られたリソースで必要な機能を実装するのは独特の難しさがあります。 

    また組み込みシステムは単純な機能が多いですが、販売後は通常のソフトウェアのようにアップデートできないので、バグのないプログラミングをする技術力も求められます。

    ITコンサルタント

    「ITコンサルタント」は、ITを活用して企業が持つ課題を解決する専門家です。ITエンジニアにとって最上流の仕事であり、クライアントへのヒアリングから、解決策の提案、エンジニアチーム構築、進捗管理など、非常に広い範囲の仕事を行います。 

    経営戦略にそってIT戦略を決めていくため、ITの専門知識だけでなく、企業経営に対する知識も求められるでしょう。 経営課題の解決という明確な目標があるためやりがいは大きいですが、高いスキルやプロフェッショナルとしての意識が求められる厳しさもあります。

    プロジェクトマネージャ

    「プロジェクトマネージャー」は、納期通りに成果物が完成するようチームのマネジメントを行う人です。プロジェクトチームを結成し、必要な人材・資材・費用を確保して、計画通りにプロジェクトを完成させることが求められます。IT技術の高度化・複雑化に伴ってプロジェクトの遂行は年々難易度が上がっているため、需要が非常に高い職業となっています。

    データサイエンティスト

    「データサイエンティスト」は、膨大なデータを分析し、ビジネスに活用するプロフェッショナルです。ビッグデータの価値が高まるのに伴い、ITエンジニアの中でも非常に将来性のある仕事として注目を集めています。データの集計や分析を行うスキルはもちろん、課題の解決方法をプレゼンするコンサルティングスキルも必要です。

    IoTエンジニア

    「IoTエンジニア」はIoTに関するシステム開発を行うエンジニアです。エンベデッドエンジニアと似た仕事内容ですが、IoT特有のネットワーク構築や、セキュリティ対策を行うスキルが求められます。IoTは急速な普及が想定されるので、これからIoTエンジニアの需要も爆発的に高まることが期待されます。

    クラウドエンジニア

    「クラウドエンジニア」はクラウドサービスを利用したシステム設計、構築、運用などを行うエンジニアです。クラウドはシステム開発工数やコスト削減などメリットが多く、採用する企業が急速に増加しているため、将来性は非常に高いです。クラウド技術やインフラについての知識はもちろん、各種クラウドサービスを扱うスキルも必要となります。

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    エンジニアに向いている人の特徴

     

    プログラミングが好き

    エンジニアとして最も重要なことは「プログラミングを楽しめる」ことです。エンジニアはプログラミングのスキルが最も重要なので、一生を通じてプログラミングを勉強し続ける必要があります。プログラミングを楽しめる人は自然とスキルが身についていくので、長期間にわたって成果を出し、キャリアアップしていけるでしょう。

    粘り強く仕事ができる

    エンジニアにとって、バグや不具合は避けて通れない存在です。納品時に想定外の不具合が発生した時などは、解決するまで帰れないといったことも起こりえます。そんな時でも、責任感をもって仕事をやり遂げられる人はエンジニアに向いています。

    関連記事:  システムエンジニアのスキルと経験を活かして今よりキャリアアップするには?

    エンジニアになる方法

    未経験OKの企業へ就職する

    エンジニアの求人は、基本的にスキルや経験がある人が対象ですが、IT業界の人材不足もあり、未経験でもポテンシャルを考慮し、採用する企業もあります。このような企業は研修制度が充実している場合が多く、働きながらプログラミングスキルを身につけることも可能です。 

    ただし、テスターなどプログラミング知識が必要ない部署に配属される場合もあるので、就職する際はどんな仕事をするのかしっかり確認しておきましょう。

    プログラミングを勉強する

    就職する前にプログラミングを勉強しておけば、一定のスキルを持っているとして採用される場合があります。ただし未経験からプログラミングの基礎を身につけるには、300時間程度の学習時間が必要と言われるため、根気よく学習していく前提で臨みましょう。全てを独学で学ぶのは学習効率が悪いので、以下の流れで学習していくのが最も効率のいい勉強方法です。

    プログラミングのおすすめ勉強方法

    1. 「Progate」などの学習サイトで学ぶ
    2. 書籍を読みながら自分でコードを書いてみる
    3. プログラミングスクールに通う

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    まとめ

    今回は、エンジニアの職種について解説しました。エンジニアは職種ごとに専門分野が違い、それぞれで求められるスキルも変わるので、転職する前にどのエンジニアになりたいかを決めておく必要があります。とはいえ、それぞれのプログラミング言語や専門知識には共通点が多く、IT業界はまだまだ成長中の業界なので、異なる専門分野に転職することも可能です。

    未経験の場合でも未経験可の求人に応募する、プログラミングを勉強してスキルを付けることで、エンジニアに転職できるでしょう。 自分がなりたいエンジニアを明確にして、新しい一歩を踏み出してくださいね。

     

    関連記事:  日本国内のDX(デジタルトランスフォーメーション)成功事例を7選紹介!

    電子工学・電気工学の専門知識が欲しいときは

    電子回路の知識や組み方を勉強し、自分でものづくりができれば良いですが、知識や技術を身に着けるまでにはやはり時間がかかります。しかし、機電系のエンジニアは会社に属していることが多く、頼みづらいと思うこともあるのではないでしょうか。
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