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キャリアプランに悩むSE必見!経験や知識を活かせるベストな将来の選択とは?

2023.10.07更新

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この記事を書いた人

機電系専門ライター Div.長谷川

長谷川

FREE AID編集部 機電系専門ライター Div.
アナログ回路設計・営業を経験した後ライター&ディレクターとして独立。
電気電子・ITジャンルを得意とし、正確で分かりやすい情報の発信を行っています。

IT技術がめまぐるしく発展していくなかで、システムの設計・開発を担当するSEに求められるスキルは多様化しています。そのため、将来的なキャリアプランに悩むSEも多いのではないでしょうか?そこで今回は、SEの具体的なキャリアプランについて解説していきます。

SEがなぜキャリアプランを考えなくてはならないのか?

①SEのキャリアプランの選択肢が多様化したため

SEがキャリアプランを考える必要性があるのは、「選択肢の多様化」が主な理由と言えるでしょう。従来のSEのキャリアプランは、プログラマーや新卒SEとして必要な技術を習得し、実務経験を活かしてプロジェクトのリーダー・マネージャーを目指すというのが一般的でした。

しかし、昨今はIT・クラウド技術の発展によって、SEが活躍できる業種や分野が広がりつつあります。それに伴い、従来のキャリアプランだけにとどまらず、他業種・分野での活躍も選択肢に入れられるようになりました。

将来管理職を目指すのか、または好きな分野で専門職を目指すのかによって、その後の方向性が大きく変化する場合もあります。そのため、自分が考える将来のイメージに基づいて、しっかりキャリアプランを考えておくことが必要です。

②キャリア形成で年齢制限がされていることが多いため

SEの求人広告などでは、例えば「35歳以下」などのように募集要項に年齢制限がされている場合も多くあります。これには、従業員に若いうちから経験・能力を積み重ね、着実にキャリアプランを形成してもらうことが主な目的です。求人で設定されている年齢制限をオーバーしている場合であっても、応募自体は可能です。

しかし、応募時にスキル・経験などが重要視されたり、自身がイメージするキャリアプラン・ポジションでの活躍が難しくなる可能性もあります。そのため、SEはできるだけ早いうちから将来的なキャリアプランに基づいて、必要な知識・開発スキルを磨くことが必要です。

③女性SEは出産・育児なども考慮する必要があるため

特に女性SEがキャリアプランを考える場合、結婚・出産などといったライフイベントを考えることも必要です。特に将来的に子どもが欲しい場合、出産・育児で長期的に開発業務に携われなくなる可能性が高くなります。

出産・育児休暇明けにSEとして復帰する女性も多いですが、実際にどのような対応をしてもらえるのかは企業によって異なります。そのため、結婚や出産の可能性・育児休暇明けの対応方法などを考えたうえで、キャリアプランを計画していくことが必要です。

SEが将来のキャリアプランを考えるうえでのポイント

①自分の能力・経験を明確にしておく

SEがキャリアプランを考える際は、まず、自分の能力やこれまでの経験を明確にしておきましょう。SEのキャリアプランは多様化していますが、やりたいことだけを優先していると自分の能力・経験に合わない計画を立ててしまい、挫折する可能性もゼロではありません。

そのため、これまでのSE経験・培ってきた開発スキルなどをまとめるとともに、自分の得意分野を明確にしておくことで、より無理なく実現させやすいキャリアプランを計画できるようになります。もちろん新しい分野に挑戦するのも良いですが、その場合は目標となるキャリアイメージに必要な知識・技術をどのように習得するかも考えておきましょう。

②各分野の需要・重要性を把握しておく

IT技術は今や多彩な分野に採用され、常に目覚ましい進化を遂げています。同じSEであっても、業種によって必要な知識・技術が異なることも少なくありません。

また、需要の高い技術・スキルは時代によっても変化します。時代の変化に伴う需要の移り変わりは、SEのキャリアプランに大きく影響することも多くあります。そのため、SEがキャリアプランを考える際には、その時の技術動向・人気の高いスキルをこまめにチェックしておきましょう。

③目標達成までの期間を設定する

SEがキャリアプランを考える場合、目標達成までの具体的なタイムリミットを設定しておくことも大切です。目標が漠然としていると必要なスキルの習得に時間がさけず、ダラダラと過ごしてしまう可能性があります。期間を設定しておけば、スキルアップ・転職に関するスケジュールも立てやすくなるため、より実現性のあるキャリアプランを立てられるでしょう。

需要重視のSEにおすすめの転職先とキャリアプラン

①AI関連エンジニア

「AI関連エンジニア」は、ディープラーニング・機械学習などといった、AIの開発や教育に関するエンジニアです。AI技術は家電・工業用マシンなどに導入されはじめており、将来的に高い需要が見込めるキャリアプランと言えます。

AI関連エンジニアになるためには、SEの現場でも活用するPythonやC言語などといったプログラミング技術に加え、AI・データの解析や画像処理に関する知識も必要です。AI関連エンジニアからは、プランナーやアナリストへの道も開けます。

②クラウドエンジニア

「クラウドエンジニア」は、クラウドサービスを活用したインフラの構築や運用を担当する仕事です。インターネット経由で多彩なソフトウェア・データの利用や共有ができるクラウドサービスは、業種問わず需要の高い分野と言えるので、SEのキャリアプランの1つとしておすすめです。

クラウドエンジニアを目指す際には、インフラ構成管理ツールに関する知識や、AWS・GCPなどのクラウドサービスを扱う技術が必要です。インフラ全般の知識を持っていれば、クラウドサービスを導入するインフラの種類を問わず活躍できるようになります。

③セキュリティエンジニア

「セキュリティエンジニア」は、サーバーやソフトウェアの設計においてセキュリティ分野を専門に扱う仕事です。ウイルスやハッカーによる情報漏洩のリスクに悩まされる昨今、セキュリティに関する深い知識を持つ人材は高い需要があります。

また、SEがセキュリティエンジニアへのキャリアプランを考える場合、技術領域・コンサルタント領域のどちらを選択するか決めておきましょう。技術領域は主に、ウイルスやハッカーによる攻撃の調査や対策を担当します。対するコンサルタント領域は、セキュリティに関する規定の立案・法令改正への対応などを担当するのが仕事です。

④データサイエンティスト

「データサイエンティスト」は、分析したデータをもとにビジネスの問題点・具体的な改善方法の決定をサポートする仕事です。何かを開発するというよりも、クライアントとなる企業や事業主へのアドバイス・提案が中心になるので、コンサルティングやコミュニケーション能力が重要視されます。膨大なデータを分析し、事業に必要な情報を提供できるデータサイエンティストは、多彩な業種で注目度の高い分野と言えます。

また、多彩な専門技術が必要となることもあり、人材不足が目立つ分野でもあるので、需要を考えてキャリアプランを計画するSEにおすすめです。

管理職を目指すSEにおすすめの転職先とキャリアプラン

①ITスペシャリスト

「ITスペシャリスト」は、ITスキル標準(ITSS)が定める6つの分野のうち、いずれかがレベル3以上を満たした専門家のことです。レベル3は「独立しても十分仕事ができる程度」を意味しており、実際の現場ではITのプロとしての立場で、プロジェクト全体を支える役割を任されます。

具体的な仕事内容は、これまで磨いてきたスキル・分野によって、セキュリティ開発や構築・セキュリティ管理などといった様々な方向へ変化します。そのため、自分の得意分野を活かしたキャリアプランを計画したいSEにおすすめです。

②プロジェクトマネージャー

「プロジェクトマネージャー」は、開発プロジェクトの計画・立案・管理などといった、全体のマネジメントを担当する仕事です。期日までにプロジェクトを完遂に導く必要があるので、SEとしての専門技術に加え、各SEチームのタスク管理やリスクヘッジを行うためのマネジメント能力も重要になります。

実際にプロジェクトマネージャーとしてのキャリアプランを計画する際は、できるだけ上流工程の経験を積むとともに、チームリーダーなどを経験しておきましょう。複数のチームをまとめて仕事がしたいSEのキャリアプランにおすすめです。

③ITコンサルタント

「ITコンサルタント」は、企業が抱えるIT分野に関する課題・悩みに対して、IT技術を駆使して解決する仕事です。クライアントのリサーチを通して、問題の原因分析や解決方法の提案・実行サポートなどを行います。

先程ご紹介した「データサイエンティスト」とよく似ていますが、データサイエンティストがビジネスの舵取りをサポートするのに対し、ITコンサルタントは社内の課題解決を支援するのが主な業務内容です。ITコンサルタントとしてのキャリアプランを計画する場合、SCMなどの専用システムやビッグデータ・セキュリティなど、多岐に渡るIT分野の知識が必要になります。

異業種で活躍したいSEにおすすめの転職先とキャリアプラン

①社内SE

「社内SE」は、自社の業務上の課題をシステムの導入によって解決したり、ヘルプデスクとして業務プロセスの改善をしたりするなど、社内で起こるトラブルを担当します。開発に直接関わることは少ないですが、社内の人とのコミュニケーションを通して、自分の仕事の成果が見えやすいので、SEのキャリアプランとして人気の選択肢です。

将来的に社内SEとして活躍したい場合、社内の業務に関する幅広い知識に加えて、悩みに対して適切に対応できる高いヒアリング能力が必要です。縁の下の力持ちとして活躍していきたいSEに人気のキャリアプランと言えます。

②Webエンジニア

「Webエンジニア」は、Webサイト・アプリケーションの企画から運用・更新までを担当します。Web系システムに特化した専門職ですが、SE時代に培ったプログラミング技術・開発経験を活かすことも可能です。

また、同じWebエンジニアであっても、ユーザーに見える部分を開発する「フロントエンド」と、コンテンツの操作・表示に関する部分をデザインする「バックエンド」の2つのキャリアプランがあります。そのため、自分の将来イメージに合わせてキャリアプランを計画しましょう。

③フリーランスとして独立する

ある程度SEとしての開発実績を積んだら「フリーランス」として独立するというキャリアプランを選択することも可能です。フリーランスSEは会社務めのSEとは違い、仕事を依頼するクライアントと直接契約を結んで仕事を進めていきます。

働く時間・場所を自由に決められるうえ、複数のクライアントと直接コミュニケーションを取りながら仕事を進められる点が人気のポイントです。しかし、自由なスタイルで働ける反面、仕事にありつけるかどうかはSE本人の実力次第となります。そのため、SEとして自分の力を試したい方におすすめのキャリアプランです。

自分に合ったSEのキャリアプランを築こう

SEのキャリアプランと一言で表しても、実に様々な選択肢が存在しています。それぞれのキャリアプランをよく知ることで、あなたの得意分野を活かせるキャリアが見つかることでしょう。

また、 フリーランスとしての働き方が気になる方はFREE AIDの求人情報をチェックするのがおすすめです。フリーランスのエンジニアに特化した情報を提供しているので、キャリアプランを築くうえで参考になるでしょう。

これまでSEとして培ってきた開発スキル・経験と向き合い、改めてキャリアプランを計画してみてください。

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