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  • インフラエンジニアに本当に資格は必要?習得必須な技術資格おすすめ16選!
  • インフラエンジニアに本当に資格は必要?習得必須な技術資格おすすめ16選!

    2024.08.02更新

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    この記事を書いた人

    機電系専門ライター Div.長谷川

    長谷川

    FREE AID編集部 機電系専門ライター Div.
    アナログ回路設計・営業を経験した後ライター&ディレクターとして独立。
    電気電子・ITジャンルを得意とし、正確で分かりやすい情報の発信を行っています。

    あらゆるシステムの基盤を作る「インフラエンジニア」。専門性の高い仕事ですが、実は様々な資格を持っておくことで、より幅広い業務に携われるとされています。そこで今回は、インフラエンジニアが習得必須な資格をご紹介しましょう。ジャンル別にまとめていますので、ぜひご覧ください。

    この記事の目次

    インフラエンジニアの仕事内容とは?

    ①ネットワークの設計・構築

    ネットワークを構築するイメージ

    1つ目は「ネットワークの設計・構築」です。主に「サーバーエンジニア」と呼ばれる業務で、アプリやサイトの基盤となる、サーバーの設計・構築が主な仕事です。事前に「どのようなサーバー・システムを構築するか」について、チームやクライアントと話し合い、会議の結果に基づいて設計図を作っていきます。

    またWebやメール・アプリなど、様々なジャンルのサーバーがあるため、担当者はそれぞれの種類に関する高い知識や技術が必要です。また昨今は、クラウドサーバーを活用したアプリ・サービスが増加しています。そのため、業務をスムーズに進めるには、一般的なOSの知識だけでなく、クラウドサーバーに関する運用スキルも重要です。

    ②セキュリティ対策

    ハッキングのイメージ

    2つ目は「セキュリティ対策」です。ハッカーやコンピュータウイルスによる、サイバー攻撃が巧妙化する現代では、特に需要の高い仕事といえます。主に、セキュリティ対策方法の立案やコンサルティング・ソフトの導入などを行うのが特徴です。

    ソフト導入や対策を行うだけでなく、最新の法令やサイバー犯罪の手口など、社内のセキュリティ意識向上を担当することもあります。そのため、セキュリティに関する高い知識に加え、マネジメント・コミュニケーション能力も必要です。

    ③ネットワーク関連機器の設定・接続

    パソコン操作をする人

    3つ目は「ネットワーク関連機器の設定・接続」です。安定して接続できるように、ルーターやソフトウェアなどの設定を行います。

    現場では「ネットワークエンジニア」と呼ばれており、快適にアプリやWebサービスを活用するためには重要な業務です。

    ④ネットワークの保守運用

    安全なネットワーク環境のイメージ

    4つ目は「ネットワークの保守運用」です。Webサイトやサービスの場合、アクセス集中などによりサーバーがダウンしてしたり、エラーによってログイン・接続が不可能になるなど、インフラを運用する際には様々なトラブルが発生することもあります。

    トラブルやエラーの原因になっているポイントを発見・対処するのも、インフラエンジニアの仕事です。保守運用には、多彩なトラブルに対する知識・経験が重要になるため、ベテランのインフラエンジニアが対応することも少なくありません。

    インフラエンジニアにIT系・技術資格は必要なのか?

    資格がなくても就職や活躍はできる

    会社員の男性

    インフラエンジニアは専門性の高い仕事ですがが、医者や弁護士のように特定の免許や資格がなければできないものではありません。そのため、資格を持たずにプロのインフラエンジニアとして活躍している人も存在しています。

    しかし様々な資格を持っておくことで、より多彩な業務に携われるようになったり、報酬アップに繋がったりする可能性もあります。

    自分の知識・技術レベルを客観的に伝えられる

    面接の様子

    インフラエンジニアには、様々な専門知識・技術の習得が必要です。しかし「どの程度のレベルのスキルがあるのか」を、一目見ただけで判断するのは至難の業です。そんな時に資格を持っていると、自身のパソコン・プログラミングスキルのレベルをアピールできます。
    また、仕事を依頼するクライアントや企業にとっても、資格はスキルレベルの指標になるため、就職・転職時には有利に進められます。特に未経験からインフラエンジニアとして働きたい場合には、プログラミング言語・情報技術に関する資格を持っておくことで、スムーズに業務を進めやすくなりますよ。

    クライアントからの要望へ柔軟に対応しやすくなる

    商談をする様子

    インフラエンジニアとして活躍する際には、設計・運用の知識だけでなく、クライアントからの要望にしっかり応えられる柔軟性も大切です。

    ただシステムの設計をするだけでは、エンドユーザにとって使いにくいものになってしまうこともあります。そんな時に、様々な言語やセキュリティ・Webに関する資格を取っておくことで、設計アイデアの幅を広げることが可能です。

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    【初心者向け】インフラエンジニアが習得必須な技術資格おすすめ6選!

    ①基本情報技術者試験

    パソコンを操作する社員

    情報処理推進機構(IPA)が運営する国家資格で、ITエンジニアとして活躍するうえで必須となる、基礎知識の習得を証明できます。システムの設計・開発・運用に関する知識が、選択問題で出題されるのが特徴です。
    「基本」と付くことから、一見簡単そうに見えますが、合格率は25%程度と低い傾向にあります。

    しかし受験資格の制限がなく、基礎をしっかり学習しておくことで突破することが可能です。そのため、これからエンジニアを目指す学生・未経験者にはおすすめの資格といえます。

    ②ITパスポート試験

    パソコン画面のイメージ

    基本情報技術者試験と同様、情報処理推進機構(IPA)が運営する資格です。これからITを利活用する学生・社会人をターゲットに、ITに関する基本知識の定着を証明できます。

    毎年、経営・管理・技術という3種類のジャンルから出題されており、合格率は50%程度です。

    受験資格の制限がないうえ、IT関連資格のなかでは難易度が簡単な点も特徴です。そのため、これからインフラエンジニアを目指す学生・社会人にもおすすめです。

    ③シスコ技術者認定資格(CCT)

    サーバーのプログラミング

    世界最大級のコンピューターネットワーク機器開発会社「シスコ」が手掛ける認定資格です。シスコ社の製品を使ったネットワークシステムの設計・構築・運用スキルを証明できます。資格は大きく分けて5種類存在しており、特に初級レベルにあたる「CCT」は、簡単なネットワークの知識が出題されるのが特徴です。

    また、一度取得しても合格から3年で失効する点に注意しましょう。国内外でも有名な資格であり、資格の維持には再テストが必要なことから「常に勉強を続けている」というアピールにもなります。

    そのため、新人エンジニアや学生におすすめです。

    ④Javaプログラミング能力認定試験

    プログラミング画面

    汎用プログラミング言語の1つ「Java」に関する基本知識を有し、簡単なプログラムが組めるスキルを証明する資格です。受験級は1~3級に分かれており、1級では実技試験が出題されます。

    2・3級は筆記試験が実施され、出題傾向としてはプログラムの空欄を保管する問題などが中心です。

    ⑤TOEIC

    英語の会話イメージ

    世界150ヵ国で実施されている、世界共通の英語能力テストです。英語による日常会話スキルに加え、ビジネスシーンを想定したコミュニケーション能力も測定できる点が魅力です。リスニング・読解の2種類の問題が出題される傾向にあり、より実践的な英語表現スキルが試されます。

    インフラエンジニアのなかでも、特に外資系企業で働く場合にはおすすめです。就職・転職時のアピールポイントとしてTOEICを活用する場合には、スコア730点以上を目指しましょう。

    ⑥情報セキュリティマネジメント試験

    インターネット環境のイメージ

    情報セキュリティの管理・マネジメントに関する基本的なスキルを認定する試験です。インフラエンジニアの業務のなかでも、特にセキュリティ対策を担当する際に活用できるスキルといえます。

    出題傾向としては、情報セキュリティの管理・対策・関連法規などが中心で、身近な事例をベースとした内容になっているのが特徴です。

    関連記事:  組み込みエンジニアのスキルと経験を活かして今よりキャリアアップするには?

    【キャリアアップ】インフラエンジニアが習得必須な技術資格おすすめ5選!

    ①Linux技術者認定試験(LPIC)

    インターネットを活用できるメディア

    世界200ヵ国以上の技術者が受験する民間試験で、有名なオープンソースのOS「Linux」の運用スキルをアピールできます。

    試験範囲・内容に合わせて、3つのレベルが用意されており、特に難しい「Specialty」は、エンジニアのスキルアップにはおすすめです。

    ②AWS認定資格

    多彩なアプリが入ったスマホ

    有名なクラウドサービス「AWS(アマゾンウェブサービス)」に関する専門知識・運用スキルを評価する資格です。

    昨今はクラウドを活用したサーバー設計をすることも多いため、スキルアップを目指すインフラエンジニアにはおすすめです。

    ③情報処理安全確保支援士試験

    セキュリティのイメージ

    サイバー攻撃に対する、セキュリティの保全・対策に関するスキルを認定する国家資格です。試験は情報セキュリティの豊富な知識・マネジメントスキルが試される内容で、合格率は19%とかなり低いのが特徴です。

    サーバーの保守・セキュリティ対策業務を担当するエンジニアにはおすすめです

    ④プロジェクトマネージャ試験

    情報システムをマネジメントする人

    情報処理推進機構(IPA)が実施する試験の1つで、プロジェクト全体のリーダーとしての素質を認定する試験です。

    インフラエンジニアは、基本的にチームで1つのプロジェクトを行うため、持っておくことで、マネージャーとしての業務に携われるようになります。

    ⑤システム監査技術者

    システムを管理する人

    情報システムにまつわるリスク分析・コントロールを担えるほどの、高い情報システムスキルを認定する資格です。サーバーの設計時にはもちろん、保守・運用の際に活用できます。

    合格率は15%と低いため、スキルアップにはぴったりです。

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    【転職者向け】インフラエンジニアが習得必須な技術資格おすすめ5選!

    ①マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

    パソコンを操作する様子

    WordやExcelなどといった、マイクロソフト社が展開するオフィスソフトの活用スキルを認定する資格です。資格はソフト別に分かれているため、必要なソフトだけを受験することも可能です。

    エンジニアとしての業務だけに限らず、様々な業種への転職時にもおすすめです。

    ②応用情報技術者試験

    インターネットを活用する様子

    先程ご紹介した「基本情報技術者試験」の内容をベースに、さらに専門性・難易度が高くなった試験です。合格率は22%と低い傾向にあるため、情報システムに関する知識を深めたい方におすすめの試験といえます。

    ③ネットワークスペシャリスト試験

    多彩なアプリケーション

    IT・ネットワークに関する高い知識と技術が試される試験です。サーバー設計からセキュリティ対策・マネジメントまで、幅広い業務で活用できる技術を証明できるため、スキルアップにはぴったりです。

    ④Oracle認定Javaプログラマ

    プログラムの画面

    オラクル社のプログラミング言語「Java」に関する知識・技能のレベルを認定する民間資格です。レベルはブロンズ・シルバー・ゴールドの3種類が存在しており、ゴールドが一番ハイレベルな内容になっています。

    転職者や、これからエンジニアを目指す学生などにとっては、プログラミング言語の基本をおさえているアピールになる点が魅力です。

    ⑤オラクルマスター ブロンズ

    プログラミング画面のイメージ

    日本オラクル社が運営する「オラクルデータベース」シリーズの活用スキルを認定する資格です。実際の試験では、データベースの管理・運用技術だけでなく、コンピュータ言語「SQL」の知識も試されます。

    オラクル製品は、数あるデータベース管理ソフトのなかでも、特に高いシェアを誇っているため、持っていると転職で有利になる点がポイントです。

    関連記事:  BEMSとは?仕組みや推進状況をわかりやすく解説!

    資格を取ってワンランク上のインフラエンジニアになろう!

    専門的な仕事であるインフラエンジニアですが、様々な資格を持っておくことで、より幅広い業務に携わることができます。更なるスキルアップを考えているは、ぜひ今回ご紹介した資格を参考に、ワンランク上のインフラエンジニアを目指しましょう。

    電子工学・電気工学の専門知識が欲しいときは

    電子回路の知識や組み方を勉強し、自分でものづくりができれば良いですが、知識や技術を身に着けるまでにはやはり時間がかかります。しかし、機電系のエンジニアは会社に属していることが多く、頼みづらいと思うこともあるのではないでしょうか。

    電子工学や電気工学の専門的な技術・知識が欲しい!という方におすすめなのがFREE AIDです。

     

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