AIエンジニアの年収はいくら?業務内容から給与アップの方法まで徹底解説!
2024.08.05更新
機電系エンジニア必見!!貴重なフリーランス案件はこちら ▶最先端技術の1つである「AI(=人工知能)」は、aiエンジニアと呼ばれる人々によって開発されています。日常を支える仕事であることから、年収や業務内容が気になる方も多いことでしょう。今回は、aiエンジニアの年収・業務内容を紹介します。給与アップの方法なども解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
aiエンジニアってどんな仕事?
①日常生活を支えるaiプログラムの開発・教育
ai(=人工知能)は、機械でありながら、人間のように物事の判断・学習ができるソフトウェアのことをいいます。aiエンジニアは、そんなaiのプログラムを開発するのが主な仕事です。
例えば、スマートフォンなどに採用されている音声認識機能や、自動車の自動運転機能、掃除ロボットなどをはじめとした、様々な機能・マシンにaiは採用されています。業務の効率化はもちろん、日常生活の様々なシーンをより豊かにできるaiプログラムを開発することが、aiエンジニアという仕事の目的です。
また、完成したばかりのaiは、生まれたての赤ちゃんと同じように、まだ何の知識・判断能力もありません。そのため、開発したaiに「どんな時にどんな判断をすればいいのか」「何を認識すればいいのか」などを教えて教育するのも、aiエンジニアが担当します。
②プログラムで取得したデータの分析・解析
「エンジニア」という分野の1つではありますが、aiエンジニアが担当するのは設計・開発だけではありません。開発したaiプログラムを使って収集した、膨大なデータの解析も行います。解析したデータは、各企業・業界が抱えるビジネス上の課題や、国や地域が悩まされている問題などの改善に役立ちます。
aiエンジニアの平均年収は?
①正社員の平均年収は599万円
正社員のaiエンジニアの平均年収599万円です。日本の平均年収(436万円)に比べると高いですが、その分業務上で求められる知識・技術の専門性が高い傾向にあります。また、勤務先の地域・経験・キャリアアップによって、実際の年収や待遇が平均よりも高くなる場合も少なくありません。
②派遣社員の平均時給は2602円
派遣社員のaiエンジニアの場合、平均時給は2602円です。仕事内容については、商品に組み込むai研究・開発分野のサポートを担当することが多い傾向にあります。
勤務形態の自由度が高く、就業時の経験・能力によっては、時給アップにつながりやすい点が魅力的です。業界未経験OKの案件も多いですが、経験なしで就業した場合には、平均時給よりも少なくなることもあります。
③フリーランスの平均年収は600万円
フリーランスのaiエンジニアの場合、平均年収は600万円程度とされています。正社員・派遣社員に比べると、自身のスキルや実績によって年収が大きく左右されやすいのが特徴です。案件や実績を積み重ねていくことで、年収1000~2000万円を目指すことも不可能ではありません。
しかしその分、フリーランスは完全出来高制がほとんどであるとともに、クライアントとなる企業からは「即戦力であること」を求められることが多くあります。
年収が高いaiエンジニアの具体的な業務内容とは?
①機械学習エンジニア業務
1つ目は「機械学習エンジニア業務」です。「機械学習」と呼ばれる、aiプログラムの核となるシステムの開発を担当します。使用するシーン・プロジェクト内容に必要なデータを学習させ、最適な動作パターンを導き出したり、情報の分析をしたりするのが主な仕事です。クライアントが求める技術に合うように、高度な処理手順の指示能力・プログラミング技術が必要になります。
②データアナリスト業務
2つ目は「データアナリスト業務」です。aiエンジニアのなかでも、情報分析に特化した分野となっています。主にクライアントの要望や、事業の目的に合わせて、aiを使ってデータを分析し、各データの相互関係・パターンなどを発見するのが主な仕事です。
解析したデータは、企業のサービス向上・ユーザーの動向やニーズの分析に活用され、問題の解決や改善に役立てられます。クライアントとなる企業や業界とユーザーを繋ぐとともに、サービスや製品の質をアップに貢献できる大切な業務です。
③データサイエンティスト業務
3つ目は「データサイエンティスト業務」です。aiプログラムによる情報分析・対策案の立案などを行います。膨大な量のデータのなかから、クライアントやプロジェクトに必要な情報を分析し、結果を参考にしながら、ビジネスの改善案を提出するのも仕事の1つです。実際の業務では、aiプログラムに関する知識に加え、情報分析能力や統計学・コンサルティング能力なども必要です。
aiエンジニアの年収アップが期待できる転職先は?
①メーカー業界
1つ目は「メーカー業界」です。日常生活における様々なシーンで活躍する家電・マシンのなかには、aiプログラムを採用しているものも増加しています。そのため昨今は、通常のシステムエンジニアに加え、aiエンジニアを採用する企業も少なくありません。
②通信・IT業界
2つ目は「通信・IT業界」です。各企業が開発する通信システム・業務システムのなかには、aiプログラムを活用したものも存在しています。業務をより円滑にしたり、新規顧客獲得の伸び悩みなどといった業務上の課題を改善したりなどが目的です。そのため、システムを開発するにあたって、基盤となる業務を担うaiエンジニアは、現場で重宝されています。
③研究機関
3つ目は「研究機関」です。主に、大学の研究室や産業技術・理化学系の研究所に所属し、ai技術の研究開発に携わります。社会の発展に貢献しながら、多彩な分野のaiシステムの研究ができる点が魅力的です。
一般企業で働く場合とは異なり、納期や作業結果の質にとらわれにくく、追求したいテーマを長く研究できます。しかしその分、研究・開発にはaiに関する高い知識が必要です。
aiエンジニアの給与・年収アップ方法とは?
①開発実績・経験を積む
1つ目は「開発実績・経験を積む」という方法です。ai分野に限らず、エンジニアの世界は実力主義と言われています。未経験よりも多彩な開発実績・スキルがある人材の方が、高い年収が期待できるため、年収アップを考えている方は、まず様々な業務に積極的に携わり、開発実績を積み重ねることを考えましょう。
②キャリアアップを目指す
2つ目は「キャリアアップを目指す」という方法です。aiエンジニアには、実績を積み重ねていくなかで、プロジェクトリーダーやマネジメントなどといった、様々なキャリアパスが用意されています。
キャリアアップによって、年収がアップするだけでなく、より多彩な業務に関われるようになる点も魅力邸です。実績はもちろん、業務で用いられる様々な分野の知識が必要になります。
③エージェントを使って転職する
3つ目は「エージェントを使って転職する」という方法です。求職者と企業の橋渡しをしてくれるエージェントのなかには、エンジニアに特化したものも存在しています。
希望する年収や業務内容・職場環境などに適合する求人が見つけやすいため、年収アップが期待できます。エージェントを活用すれば、自分で求人を探した時には見つからなかった、非公開・大手企業の求人や、未経験OKの案件などを紹介してもらえることも少なくありません。
④スキルアップ・資格取得をする
4つ目は「スキルアップ・資格取得をする」という方法です。aiエンジニアは専門知識が必要となる仕事ですので、多彩なスキルを持っておくことで、より幅広い業務に携わることができます。
また、就職時に特定の資格・スキルを取得していることで、年収がアップする制度を採用している企業も少なくありません。取得しておくと良い資格のなかには、エンジニア未経験の方にも取れるものもあるため、ぜひ積極的に挑戦しましょう。
aiエンジニアの年収アップに繋がる資格は?
①ジェネラリスト検定(G検定)
1つ目は「ジェネラリスト検定(G検定)」です。aiに関する幅広い知識を有していることを認定する資格です。機械学習をさらに応用した「ディープラーニング」の基礎知識はもちろん、法律や最新動向などといった分野からも出題されます。aiエンジニアとして活躍する時にはもちろん、将来的にマネジメント業務を担当したい方にもおすすめです。
②Pythonエンジニア認定データ分析試験
2つ目は「Pythonエンジニア認定データ分析試験」です。aiエンジニアの業界において、世界的に採用されているプログラミング言語「Python」の活用スキルを提示できる人気資格の1つとなっています。
なかでも特に、Pythonを使ったデータ分析技術に特化しているのが特徴です。aiエンジニアの業務において、データ分析スキルは必要不可欠であることから、持っておくことで年収アップに繋がります。
③画像処理エンジニア検定
3つ目は「画像処理エンジニア検定」です。画像処理技術を証明できる民間資格で、画像処理スキルを活かせるエンジニア・研究者に人気の資格。パターン認識や画像符号化・光学的解析などといった、専門知識が数多く出題されるため、aiエンジニアのスキルアップにもおすすめです。
④エンジニア検定(E検定)
4つ目は「エンジニア検定(E検定)」です。G検定と同様、aiエンジニアの間で高い人気を誇る民間資格で、ディープラーニングを実装するうえで必要な専門知識に加え、プログラミング・情報処理に関する知識も出題されることから、スキルアップにはぴったりです。
⑤統計検定
5つ目は「統計検定」です。国際通用性の高いデータの分析・統計に関する知識や、活用スキルを証明できます。特にaiエンジニアの場合、データサイエンティスト・アナリスト業務において統計学の知識は必須とされているため、取得しておくと年収アップに繋がりやすいとして人気です。
⑥AI実装検定
6つ目は「AI実装検定」です。オンライン受験が可能なai関連の民間資格で、ディープラーニングの実装に必要な理論・プログラミング知識を証明できます。受験資格の制限がなく、中学生以上であれば誰でも受験が可能です。そのため、手軽にスキルアップしたい方にはぴったりな資格といえます。
aiエンジニアの将来性は?
①慢性的な人材不足の状態にある
aiエンジニアの仕事は、実際に業務をこなすうえで膨大な専門知識と技術が必要です。実際に活躍できるようになるまでのハードルが高いこともあり、高い需要がありながら、慢性的な人材不足の問題を抱えています。
なかには雇用した未経験者・転職者を、イチから教育する企業も存在しています。そのため、aiエンジニアとしての知識や実績は、様々な企業で重宝されることでしょう。
②活躍の幅が広がりつつある
aiプログラムは、スマート家電や自動車をはじめとした、様々な業界・分野で取り入れ始めています。そのため、aiプログラムの設計・構築を担当するaiエンジニアは、今後就職できる企業の種類や、仕事の幅がさらに広がることでしょう。
aiエンジニアの仕事をもっと知ろう!
aiエンジニアは、便利で快適な日常生活を支える大切な仕事です。そのため、これからエンジニアを目指す方・年収アップを目指している方は、ぜひ今回ご紹介した内容を参考にして、aiエンジニアの知識を深めてみましょう。
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