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機械設計の年収はいくら?実際の業務内容や業種から給料アップ方法まで徹底解説!

2021.10.19更新

機械設計は、生活のあらゆるシーンで活躍する製品をイチから作成する大切な仕事です。そのため、なかには具体的な業務内容・年収が気になる方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、機械設計の年収・仕事内容などを紹介します。給料アップの方法もまとめていますので、ぜひご覧ください。

機械設計の給料・年収はいくら?

①正社員の平均年収は約447万円

正社員の設計者

正社員の機械設計者の場合、平均年収は約447万円です。機械を動かすためのメカニズムを設計するだけでなく、製品開発に使うパーツ・技術の選定やシミュレーションなどといった、製品開発に関する全ての工程に携わることから、他の勤務形態に比べて年間収入が高い傾向にあります。

また、年齢や実力によっては、プロジェクトマネージャーなどといった、1つのプロジェクトや開発チームのリーダーを任せられる場合もあり、キャリアアップに伴って給料がアップすることも少なくありません。大企業の場合、資格・スキル取得による追加報酬や、ボーナスなどが用意されていることもあるため、努力による評価が年収に反映されやすい傾向にあります。

②派遣社員の平均時給は約1786円

プロの機械設計者

派遣社員の機械設計者の場合、平均時給は約1786円となっています。年間で約342万円程度であり、派遣の仕事のなかでは比較的年収が高くなりやすい点が特徴です。基本的に、専用ツールで図面の修正・調整を行うCADオペレーターや、筐体・樹脂設計業務などを担当します。

正社員に比べて携われる分野は狭いですが、その分、CADや設計に関する高いスキルを求められる傾向にあります。また年齢や勤務年数などが年間収入に反映されにくいため、年収アップを目指す際には、より自分の希望に合う時給・勤務場所の求人を探し、積極的にアプローチをかけることが大切です。

③パート・アルバイトの平均時給は約966円

パソコン作業をする人

パート・アルバイトの機械設計者の場合、平均時給は約966円です。年間で約185万円程度で、内容としては派遣社員と同様、3DCADを使った機械設計業務が中心となっています。
携われる業務内容・分野に制限がある分、給料は正社員や派遣社員よりも低めですが、会社によってはスキル・勤務状況が年収アップに繋がる場合もあります。

また、パート・アルバイトの場合、未経験者OKの求人も数多くするため、実務経験が少ない人でも高い収入が見込める点も魅力です。

機械設計の主な業務内容は?

①構想設計

会議をするイメージ

構想設計とは、作りたい製品のコンセプトに合わせて「パーツや技術・素材はどれを採用するか」「コスト削減・小型化のためにどうしたらいいか」などを、クライアント・チームと一緒に決定していく工程をいいます。
「設計」とはいっても、この時点ではまだCADなどを使った作業は行わず、設計図もスケッチやラフ画レベルの簡素なものであったり、1つの製品に対して複数の設計案を作成することもあります。

構想設計で決まった内容が、その後の業務内容のベースとなるため、高い設計技術とセンスが必要です。

②基本設計

資料をもとに作業をする様子

基本設計とは、構想設計で決定した製品の基本構造・素材・スペックに基づき、CADなどの設計ツールを使って具体的な設計図を作成する業務です。パソコン上で製全体の設計図を作るだけでなく、部品の寸法・接続方法・形状などといった、細部の構造まで決定していきます。

設計が終われば、現在の図面・構造で作った試作品や部品が、負荷をかけても壊れないかどうかを、専用の強度計算ソフトを使ってシミュレーションを行います。一般的にイメージされる機械設計のメイン業務ともいえる内容で、スムーズにこなすためには様々なツールの活用技術・知識が必要です。

③詳細設計

具体的な設計をする様子

詳細設計とは、基本設計で完成し、シミュレーションをクリアした設計図に基づき、安定した生産・高い安全性・安定した価格の実現が可能かどうかをチェックする業務です。実際に製品を製造する前の最終確認の工程にあたるため、責任重大な仕事といえます。

チェック時に何らかの問題が発生すれば、再度設計図に修正・調整を加えたり、有識者からの意見を取り入れたりなどといった、業務も担当します。

年収が高い機械設計の業種とは?

①IT・精密機器分野

インターネット環境

1つ目は「IT・精密機器分野」です。特に昨今は、パソコンやスマートフォンだけでなく、医療・製造などといった多彩な分野をターゲットとしたIT・IoT機器が数多く展開されているため、開発の根幹を担う機械設計者が現場でかなり重宝されています。

細かい部分まで計算された構造・パーツを扱った設計図を作成することが多いため、年収は700~800万円とされており、業務を進めるには繊細な作業と高い技術スキルが必要です。また、無線技術士などの資格・スキルを持っておくことで、更なる年収・評価アップに繋がります。

②重電分野

発電設備

2つ目は「重電分野」です。「重電」とは、電気機器のなかでも、発電機器・工業施設などといった大型設備のことです。機械設計士は四力学の知識を駆使して、より安全で安定したエネルギー供給ができる機械・仕組みを開発するのが主な業務となっています。

日常生活に密接な機械の開発に携わることから、業務を進めるためにはプログラミング技術だけでなく、エネルギーの発生に関する豊富な知識も必要です。年収も700~1000万円と高い傾向にあり、危険物取扱資格などのスキルを持っておくことで、更に高く評価されます。

③一般機械分野

飛行機

3つ目は「一般機械分野」です。主に建設用機器・飛行機・自動車などといった、多彩な業種で使われる機械の開発を行う業務が中心となっています。

用途やエンドユーザーのニーズに合わせた構造を取り入れる必要があるため、各分野に関する高い知識が必要です。年収は分野・企業の規模によって違いはありますが、一般的に600~700万円程度とされています。

機械設計の年収をアップさせる方法とは?

①開発実績を積む

会議をするチーム

高い知識・技術が必要になる機械設計は実力主義の仕事であり、年齢や勤務年数よりも、どれだけスムーズで丁寧な設計ができるかによって評価されるのが一般的です。

そのため、できるだけたくさんの開発実績を積み、より高度で緻密な設計スキルを習得できれば、年収・月給アップに繋がる傾向にあります。

②キャリアアップを目指す

キャリアアップのイメージ

機械設計の仕事は、ただ設計図を作成するだけではありません。多彩な業務をこなし、評価されていくなかで、プロジェクトマネージャーやマネジメント・スペシャリストなどの役割へキャリアパスする人も少なくありません。

1つのプロジェクトの立ち上げから進捗管理・完成までを担う責任重大な業務であり、チーム全体をまとめられるマネジメント能力が必須となることから、一般社員に比べて更なる年収アップが期待できます。

③コミュニケーション能力をつける

握手をする人

機械設計の仕事は、担当者が単独で行う作業に比べて、クライアントやチーム・別部署と連携しながら進める業務の方が多い傾向にあります。そのため、高いコミュニケーション能力を持っておくことによって、より年収アップに繋がる業務に携わることができます。

また転職者・フリーランスとして活躍する場合でも、給料の交渉をスムーズに行いやすい点もポイントです。

④年収が高い企業に転職する

転職をするイメージ

同じ機械設計の仕事であっても、勤務する会社の規模・業務内容によって、具体的な年収に違いがあります。そのため、より自分が希望する年収に合う企業・求人へアプローチすることで、キャリアチェンジを伴う年収アップにも繋がります。

自分に合う求人を探すのが困難な場合には、転職エージェントに相談するのもおすすめです。転職エージェントでは、求職者の要望・スキル・年齢に合った優良求人の紹介はもちろん、非公開案件の案内・転職時のアドバイスなども行っているため、ぜひ活用してみましょう。

⑤多彩なスキル・資格を取得する

勉強をする女性

機械設計の仕事は専門知識と技術があれば、基本的には資格の有無に関係なく目指すことは可能です。しかし、多彩な資格やスキルを持っておくことで、多彩な分野の業務に携われるようになるだけでなく、より企業・クライアントの要望に合った設計ができるようになります。

また、機械設計の仕事のなかには、特定の資格を持っていることで有利に転職・業務を進められる場合もあるため、年収アップを目指す場合にはぜひ資格取得を考えてみましょう。

機械設計の年収・給料アップが期待できるスキル・資格一覧!

①技術士(機械部門)

多彩な機械のパーツ

数ある資格のなかでも、最難関とされる「五大国家資格」の1つであり、21種類ある部門のなかでも、機械設計・設計工学・発電などに関する知識と技術を認定する資格です。

機械設計の現場において、技術士の資格を持っておくことで、より規模の大きいプロジェクトに携われるようになることも多くあります。

②機械設計技術者試験

複雑なパーツ

日本機械設計工業会が実施する民間試験であり、機械設計に関する高い技術を認定する資格です。本試験は1~3級に分かれており、2級以上を受験する場合には実務経験が必要になるほど、専門的で高度な知識が試されます。

合格することで、機械設計に関する高いスキルをアピールできる点がポイントです。

③CAD利用技術者試験

デザイン作業をする様子

コンピュータ教育振興協会(ACSP)が実施する民間試験で、設計・製図作業において必須となる「CAD」の活用スキルに加え、図面に関する高い知識を証明する資格です。

CADの勉強は通信教育・職業訓練でも可能なため、これから機械設計業に携わりたいという方におすすめの資格といえます。

④機械・プラント製図技能士

設計図

厚生労働省・中央職業能力開発協会が主催する試験で、機械やプラントの製図を行う技術・能力を認定する国家資格です。機械製図・CAD・プラント配管製図という3つの資格区分が設けられており、3級は誰でも受験可能ですが、2級以上は実務経験が必要になります。

本試験では、CAD製図を中心とした実技試験と、機械設計に関する必要知識が試される学科試験が用意されています。試験問題はどれも実際の現場で使うスキルなため、現場で活かせるスキルを向上させたい時におすすめの資格です。

⑤危険物取扱試験

危険物のイメージ

消防試験研究センターが主催する試験で、ガソリンや灯油・軽油などといった危険物の取り扱いに関する知識が証明できる国家資格です。

資格区分には甲・丙・乙の3つが用意されており、区分によって扱える危険物の種類や特徴に違いがあります。機械設計の仕事においては、特に熱機関や重電分野で活躍したい場合に活用できるスキルです。

ワンランク上の機械設計者になって年収アップを目指そう

専門性の高い機械設計者は、実に様々な業務内容を担当することから、年収が高いだけでなく、大きな責任も伴う仕事といえます。年収アップを考えている方・これから機械設計者を目指す方は、ぜひ今回ご紹介した情報を参考にしてみましょう。

電子工学・電気工学の専門知識が欲しいときは

電子回路の知識や組み方を勉強し、自分でものづくりができれば良いですが、知識や技術を身に着けるまでにはやはり時間がかかります。しかし、機電系のエンジニアは会社に属していることが多く、頼みづらいと思うこともあるのではないでしょうか。

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