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QCエンジニアのスキルと経験を活かして今よりキャリアアップするには?

2024.02.25更新

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この記事を書いた人

機電系専門ライター Div.長谷川

長谷川

FREE AID編集部 機電系専門ライター Div.
アナログ回路設計・営業を経験した後ライター&ディレクターとして独立。
電気電子・ITジャンルを得意とし、正確で分かりやすい情報の発信を行っています。

製造業において、製品の品質を高める役割を担う「QCエンジニア」。将来的なキャリアアップを実現するためには、何に注意すればよいのでしょうか。本記事では、仕事内容など基本的な項目も合わせてキャリアアップに役立つ情報を紹介します。

QC(品質管理)エンジニアとは

QCエンジニアは「Quality Controll」の略で、製品の品質を管理し、高い水準を保つために存在するエンジニアのことです。QCエンジニアは設計・製造プロセス全体を俯瞰し、要求される品質を持つ製品が作れるかをチェックします。また、品質が低下する要因を未然に防ぎ、より品質が上がるような改善提案も行います。

似た職種としてQA(品質保証)エンジニアがありますが、QCエンジニアがプロセスを管理するのに対し、QAエンジニアは製品自体をチェックして品質を保証するのが役割です。企業によっては両方の役割をQC/QAエンジニアが受け持つこともありますが、細かい違いがあるため覚えておきましょう。

QC(品質管理)エンジニアに求められるスキル・知識

続いて、QCエンジニアが活躍する上で重要になるスキルを解説します。

品質マネジメントに対する知識

QCエンジニアが品質管理を行う上では、品質マネジメントに関する知識が必須です。QC七つ道具などの手法やPDCAサイクルの回し方、ISO9001などの規格に関する知識まで、求められる知識やスキルは多岐にわたるので、業務を通じて理解できるよう努める必要があります。

データ分析に関する知識

品質管理においては、データを適切に分析し、業務に役立てるスキルも重要です。さまざまな手段で取得したデータから、品質のボトルネックとなっている原因を見つけ出すのは容易ではありません。また、見つけ出した原因を周囲に伝える際にも、データ分析力に基づいた論理的な説明を行い、周囲が直観的に理解しやすいような説明を行う必要があります。

コミュニケーション力

QCエンジニアはその業務上、社内外の人とのやりとりが多く発生します。品質改善は生産技術や製造部門と協力して行わなければなりませんし、部材の品質については外部メーカの担当者と話し合う必要があります。そのため、無用のトラブルを避けてスムーズに改善活動を行っていくには、さまざまな人と上手く関わっていくコミュニケーション力が求められます。

QC(品質管理)エンジニアに役立つ資格

QCエンジニアがキャリアアップしていくにはスキルを高めて責任者として昇進していくのが一般的です。昇進には様々な条件がありますが、資格を取得してスキルを証明することが一つの有効策として挙げられます。

品質管理検定(QC検定)

QC検定は、品質管理に関する知識量を客観的に示すため、般財団法人日本規格協会(JSA)と一般財団法人日本科学技術連盟(JUSE)が実施している資格です。難易度は1級から4級まで分かれており、実務経験者から学生まで、幅広いレベルの知識を証明できます。累計で66万人以上の合格者を出しているメジャーな資格なので、品質管理における王道の資格だといえるでしょう。

信頼性技術者資格認定制度(JCRE)

信頼性技術者資格は、信頼性に関する知識やスキルを問う認定制度です。この資格を取得すれば、信頼性技術に関する基礎知識と、問題を解決するための信頼性手法を理解し、自ら信頼性向上に向けた取り組みが行える証明になります。

品質管理だけでなく生産技術や研究開発部門まで、信頼性に関わる幅広い部門が対象となるため、キャリアチェンジを検討している人にも役立つ資格です。こちらも初級・中級・上級の3つのレベルに分かれており、これから就職したい大学生からベテラン技術者までが活用できるでしょう。

ソフトウェア品質技術者資格認定制度(JCSQE)

ソフトウェア品質技術者資格は、ソフトウェア開発における品質を高め、品質事故をなくすことを目的とした認定資格です。全てのソフトウェア技術者に品質技術を持たせることがコンセプトで、現在は比較的難易度の低い初級と中級の試験が行われています。ソフトウェアの品質管理を専門としたいなら、受講してみるとよいでしょう。

フリーランスとして活動する選択肢も

上記において、QCエンジニアのキャリアアップはスキルを高めて昇進していくのが一般的だとお伝えしました。しかし、十分なスキルを有していると思うなら、フリーランスとして活動するといった選択肢もあります。フリーランスになれば、自分のスキルを最大限に活用できるプロジェクトを選べ、さらに収入を増やしながら仕事の時間に自由度を持たせることが可能となるでしょう。

もちろん、フリーランスは収入が安定しないほか、営業や事務作業なども自分で行う必要があるなどのデメリットもあるため、誰にでもおすすめできる訳ではありません。しかし、現状に満足していないなら選択肢として考慮しておく価値はあります。

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まとめ

今回は、QCエンジニアがキャリアアップしていく上で有用な情報をお伝えしました。QCエンジニアは製造プロセスを管理・改善し、製品の品質を高める職種です。スキルを高めたり資格を取得することでキャリアアップできるほか、フリーランスとして働ける可能性もあります。

なお、フリーランスとして活動したいと思いながらも自信がない場合は、サポートが手厚い支援サービスを利用するのがおすすめです。特に「FREEAID」はMESS契約というフリーランスをフルサポートする体制が整っているため、フリーランスとして活動し始めたい場合は利用してみてはいかがでしょうか。

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