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  • 電気系製品開発エンジニアはフリーランスになれるのか?仕事内容なども含めて解説!
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    2024.03.22更新

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    この記事を書いた人

    機電系専門ライター Div.長谷川

    長谷川

    FREE AID編集部 機電系専門ライター Div.
    アナログ回路設計・営業を経験した後ライター&ディレクターとして独立。
    電気電子・ITジャンルを得意とし、正確で分かりやすい情報の発信を行っています。

    最近の製品開発では欠かせない存在となった電気系製品開発エンジニア。会社員としては活躍しやすい職種ですが、フリーランスとして働けるイメージが付く人は少ないのではないでしょうか。そこで本記事では、電気系製品開発エンジニアがフリーランスになれるかを、仕事内容など基本的な内容も合わせて紹介します。

    電気系製品開発エンジニアとは

    電気系製品開発エンジニアは、電気を使った製品の電子回路を設計・開発するエンジニアです。ハードウェア設計者、アナログ・デジタル回路設計者など、さまざまな呼ばれ方をすることもあります。電子回路はスマホやPCを始め、家電や自動車、事務用品、産業用機器など幅広い機器で必要とされており、IoTの普及もあってほとんどの機器に搭載されています。そのため企業における需要も高く、あらゆる企業で活躍できる職種となっています。

    電気系製品開発エンジニアの仕事内容

    続いて、電気系製品開発エンジニアの仕事内容を開発フェーズごとに紹介します。

    要求分析・仕様検討

    電気系製品開発エンジニアの開発業務は、顧客の要求を分析し、仕様を決める所から始まります。要求分析では顧客の要望に合った性能を決めるほか、コストや開発期間など、製品開発の全体像を明確にします。全体像が決まったら、製品の仕様を具体的に決めて仕様書にまとめます。仕様検討の流れは製品全体の仕様を決めてから、製品を主要なブロックに分けて詳細な仕様書を作っていくのが一般的です。

    回路設計

    詳細な仕様が決定したら、電気系製品開発エンジニアの主な仕事である回路設計に移ります。デジタル設計の場合は論理回路の設計を、アナログ設計の場合は回路図の設計を行います。特にアナログ設計の場合は細かな部品の配置の違いが性能に大きな影響を与えるので、知識だけでなく様々なノウハウが必要です。

    基板レイアウト設計

    回路図や論理回路が完成したら、それを実際の回路に実現するためのレイアウト設計を行います。デジタル回路の場合はEDAツールを用い、アナログ回路の場合は2次元CADを用いてパターンを設計するのが一般的です。なお、この領域は専門のエンジニアがいることが多く、回路図の開発者とは別のエンジニアが担当することが多いです。

    テスト・検証

    基板レイアウトが完成したら、試作品を作りテストを行います。ハードウェアのテストには機能や性能のチェックはもちろん、EMCを始めとした耐環境試験も含まれます。テストを行った後は試験結果を検証して改善策の策定を行います。改善後に再度テストを行い、問題が生じないことを確認したら開発終了です。

    電気系製品開発エンジニアに求められるスキル

    次に、電気系製品開発エンジニアが活躍していくために求められるスキルを解説します。

    電子回路に関する知識

    電気系の製品開発エンジニアとして活躍するなら、電子回路を適切に組む能力が求められます。この能力を得るためには、電磁気学を始めとした電気・電子に関する知識や、各電子部品の働きなどを体系的に学ぶ必要があります。

    また、特にアナログ回路は電子回路を読み解く難易度が高めです。そのため、基礎的な知識だけでなく、回路の組み合わせによる変化などを理解できるような応用力も求められます。

    過去の経験をもとにしたノウハウ

    電子回路を扱っていると、教科書的な知識では想像できないような問題が数多く発生します。これらの問題にはわかりやすい解決策がなく、経験の蓄積によって対策を行うしかありません。そのため、電気系製品開発エンジニアとして活躍するならノウハウを自らの経験として培っておく必要があります。

    電気系製品開発エンジニアのフリーランス案件が少ない理由

    このように、電気系製品開発エンジニアはスキルと経験を有していれば活躍できるものの、フリーランス案件は見たことが無い人が多いと思います。その主な理由を紹介します。

    独自のノウハウが重要

    一つ目の理由は、電気系製品開発業務において企業が独自のノウハウを持っており、それを知らない人が設計に参加しにくいことです。電子回路はプログラミングと異なり、接続機器や使用環境など、さまざまな外部要因で不具合が発生するため、共通化が難しいという欠点があります。

    これらは計算で求めることが非常に難しく、細かなノウハウを経験を通して積み上げることで対処しているため、他の人が見て分かるようなものではありません。そのため、たとえ回路設計の技術を持っていたとしても、会社独自のノウハウを知らない人が突然入って仕事に参加するのはハードルが高いです。

    セキュリティ上情報を開示しにくい

    フリーランスというと、在宅で仕事を請け負うイメージが強いですが、回路設計の場合、セキュリティ面で在宅業務を行うことが難しいです。過去の製品の回路図など、回路設計に必要となる情報には独自のノウハウが詰まっているため、基本的に社外秘となります。

    これらが外部に出せない以上、会社は外注するために情報を提供することが出来ません。設計に参加するためには会社に出勤することが基本として定められていることが多く、一般的なフリーランスとしての働き方は難しいと言われています。

    FREEAIDでフリーランス案件を探してみよう!

    このように、フリーランスになるにはハードルがあるものの、フリーランスという働き方が少しずつ広がっていることもあり、電気系製品開発エンジニアでもフリーランスになれる可能性はあります。実際に案件を探してみるなら、機電系のフリーランス案件に特化した求人サイト「FREEAID」を活用するのがおすすめです。

    長年、機電系エンジニアの人材紹介を行っている株式会社アイズが運営しているため、製造業とのつながりが深く、また、商談から教育まで、フリーランスとしての活動をフルサポートする「MESS契約」という方式もあり、安心してフリーランス活動が行えます。実際に応募できる案件も存在しているので、電気系製品開発エンジニアでフリーランスを目指すなら、必須の求人サイトと言えるでしょう。

    まとめ

    今回は、電気系製品開発エンジニアがフリーランスになれるかを中心に解説しました。電気系製品開発エンジニアは電子回路に関する知識・ノウハウを有することで、様々な企業で活躍することができます。フリーランスという働き方は現状一般的ではありませんが、人手不足やフリーランスという働き方が広がりつつあることもあり、電気系製品開発エンジニアでもなれる可能性はあるので、気になる方は普段からリサーチを進めることをおすすめします。フリーランスを目指すのであれば、機電系フリーランス案件に特化した「FREEAID」をぜひご活用ください。

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