AIエンジニアがフリーランスになるには？求人探しの方法と合わせて紹介！

2025年11月25日更新

この記事を書いた人

「FREE AID」編集部：長谷川

大手メーカー「コマツ」、「オムロン」などで7年間、アナログ回路エンジニアとして設計・評価業務に従事。
ECU、PLCなどのエレキ開発経験を多数持つほか、機械商社での就労経験も有する。
株式会社アイズ運営の機電系フリーランスエンジニア求人情報「FREEAID」専属ライターとして、
機電分野の知識と実務経験を活かし、専門性の高い記事執筆を行っている。

AIシステムの構築により、企業価値の創造に大きく貢献するAIエンジニア。最近最も注目されている技術なこともあり、高い待遇で活躍できる職種ですが、フリーランスとしても活躍できるのでしょうか。本記事では、AIエンジニアのフリーランスとしての展望を、仕事内容などの基本的な項目も合わせて紹介します。

AIエンジニアとは

まずは、AIエンジニアの仕事内容を紹介します。AIエンジニアとは、AIに関わるソフトウェアの開発・設計に携わる職種のことです。AIエンジニアの業務は、AIそのものである「AIモデル」の開発だけでなく、完成したAIモデルを使って様々なサービスを作ることも含まれます。また、AIモデルを特定の領域に詳しくさせ、専門分野で活用できるようにするといった開発も含まれるため、同じAIエンジニアの中でも専門領域が異なる人材が活躍しています。

AI開発業務の種類と求められるスキル

AIエンジニアが担当する業務の種類と、それぞれで求められるスキルを詳しく解説します。

AIモデル設計

AIモデル設計は、その名の通りAIの心臓部となるAIモデルを設計する職種です。AIモデルは機械学習や深層学習（ディープラーニング）などの学習モデルが基盤となって作られます。そのため、設計者には機械学習のアルゴリズムや深層学習のニューラルネットワークなどの仕組みを理解しておくことが求められます。また、AIモデルを設計するには線形代数や統計などの数学的な知識、Phythonを始めとしたプログラミングスキルも前提として必要です。AIモデルに対する改良手法やデータサイエンスの知識など、他にも設計に要する知識は多岐にわたるので、設計者は座学や業務を通じて多くの知識を学ばなければなりません。

AIシステムの構築

AIシステムの構築は、完成済みのAIモデルを実際のサービスとして形にする業務のことを指します。この業務では、AIがサービス上で問題なく動くよう、AIモデルを適切に活用するための前処理・後処理などを行うスキルが求められます。他にも、インターフェースの作成、サーバー構築などのバックエンド設計、システム運用やメンテナンスまでが業務内容に含まれます。

専門領域への適用

専門領域への適用は、AIを特定の分野に特化して学習させることにより、専門性が高い領域でも活用できるようにする業務のことです。例えば医療分野での診断支援や、製造業の故障予知、金融分野でのリスク診断などが挙げられます。

これらの専門分野に使えるAIを作るには、扱うAIモデルやデータ収集・成形方法、学習方法などをその分野に合わせて最適化しなければなりません。特に、高い精度を持ったAIシステムを構築するには、学習データの品質を高く保ち、適切な学習が続けられるような設計を行わなければならないため、専門領域への深い知識を持ち、それをAI開発に適用できるスキルが要求されます。

AIエンジニアにはフリーランスの需要がたくさんある

このように、AIエンジニアとして活躍するには非常に専門性の高い技術が要求されますが、その分スキルを持ったエンジニアに対する需要は多く、フリーランスとしても十分活躍できます。AIエンジニアはそもそも年収が高い傾向にありますが、フリーランスであればさらに高単価の仕事が得られるため、年収1000万円を超えることも珍しくありません。

また、フリーランスになれば働く場所を選ばず、時間も自由に調整できるため、会社員には無い柔軟な働き方ができるようになります。ただし、フリーランスとして単価の高い案件に参加するには、5年以上の実務経験が求められることが多いので、会社員としてしっかり経験を積んでから挑戦する必要があるでしょう。

AIエンジニアがフリーランスになる際の注意点

なお、フリーランスにはメリットばかりではないことにも注意が必要です。まず、フリーランスの場合は会社の支援を受けられず、営業や事務作業なども全て自らで行わなければなりません。エンジニアとしてのスキルが十分あっても、取引先との人間関係が上手くいかないなど、様々な理由で契約が終了してしまう危険性があるでしょう。

そのため、フリーランスとして安定した仕事を得るには、エンジニアとしてのスキルはもちろん、取引先とのコミュニケーションや営業に関する能力も必要です。フリーランスだからこそ必要となるスキルをどう磨くか考えた上で、働き方を選ぶようにしてください。

フリーランスを検討しているならFREEAIDへ！

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まとめ

今回は、AIエンジニアがフリーランスとして働けるかを、基本的な情報も交えて紹介しました。AIエンジニアとはAIモデルの開発を始めとした、様々なAI開発業務に携わる技術者のことです。非常に専門性の高いスキルが要求される分待遇もよく、一度実務経験が得られれば様々な企業で活躍できます。

フリーランスとしても働きやすい職種なので、自分のスキルを活かしてより良い待遇や仕事の時間を調整したい方は検討してみると良いでしょう。フリーランスを目指す場合は、フリーランス案件に特化し、サポートの手厚い転職サイト「FREEAID」をぜひご活用ください。

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