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  • アナログ回路設計のスキルを活かして今よりキャリアアップするには?
  • アナログ回路設計のスキルを活かして今よりキャリアアップするには?

                       

    2025年10月12日更新

    この記事の運営元:株式会社アイズ

    株式会社アイズは、お客様と従業員双方の声を重視し、最適な技術サービスを提供することで社会に貢献するトータルソリューションカンパニーです。

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    この記事を書いた人

    機電系専門ライター Div.長谷川

    「FREE AID」編集部:長谷川

    大手メーカー「コマツ」、「オムロン」などで7年間、アナログ回路エンジニアとして設計・評価業務に従事。
    ECU、PLCなどのエレキ開発経験を多数持つほか、機械商社での就労経験も有する。
    株式会社アイズ運営の機電系フリーランスエンジニア求人情報「FREEAID」専属ライターとして、
    機電分野の知識と実務経験を活かし、専門性の高い記事執筆を行っている。

    電子機器に入っている、プリント基板の回路を設計する「アナログ回路設計エンジニア」。電子機器の開発において中核を担う存在ですが、どのようなキャリアの選択肢があるのでしょうか。本記事では、アナログ回路設計エンジニアのキャリアパスを、仕事内容など基本的な項目も合わせて紹介します。

    アナログ回路設計とは

    アナログ回路設計とは

    まずは、アナログ回路設計の仕事内容を紹介します。アナログ回路設計とは、電気製品を作るために必要な、電子回路の回路図を設計する職種です。具体的には、プリント基板に配置する実装部品の選定や、それらをつなぐ配線の設計が主な仕事となります。

    プリント基板は電子機器としての機能を実現するために行う電気制御の核となるので、様々な企業が独自の回路を設計しています。そのため、アナログ回路設計エンジニアは多くの企業で求められ、活躍しています。

    電気設計・デジタル回路設計・基板設計との違い

    電気設計・デジタル回路設計・基板設計との違い

    アナログ回路設計は、似た職種に「電気設計」や「デジタル回路設計」など、様々な名前の職種が存在します。これらの職種の特徴と、アナログ回路設計との違いを解説します。

    電気設計とは

    電気設計は、配電盤などの電気設備に使うリレーやコイルなどの部品と、それらをつなぐケーブルの配線を設計する職種です。アナログ回路設計と似た内容に聞こえますが、プリント基板を使わないという違いがあり、配線図やシーケンス回路図など、設計する図面も大きく異なります。また、シーケンス制御など特有の知識が求められるのも特徴です。

    デジタル回路設計とは

    デジタル回路設計は、デジタル信号を扱う回路を設計する職種です。主に、アナログ回路で使われる、ICを始めとした半導体チップの内部回路を設計するために活躍しています。デジタル回路設計は大量のトランジスタを組み合わせて論理回路を作るのが基本となり、アナログ回路のように様々な素子を使うことはありません。しかし、扱う素子の数は圧倒的に多いため、アナログ回路のように手作業で回路図が作れず、多くの場合はハードウェア記述言語を使って設計を行います。

    基板設計とは

    基板設計は、アナログ回路設計により作られた回路図を、プリント基板上に実現するための「アートワーク」を設計する職種です。プリント基板に素子を置く場所を決めたり、素子どうしを接続するための銅箔パターンの配置を決めたりするのが仕事内容となります。簡単に聞こえますが、パターンの形状やパターン同士の位置関係によって電気的な不具合が数多く発生するため専門性が高く、アナログ回路設計者とは別のエンジニアが担当しています。

    アナログ回路設計で求められるスキル

    アナログ回路設計で求められるスキル

    続いて、アナログ回路設計で求められる主なスキルを紹介します。

    回路図を読み解く能力

    アナログ回路設計エンジニアとして活躍するには、回路図を読み解く能力が必須です。回路図を理解するには抵抗やコンデンサを始めとした、さまざまな実装部品の特性を理解していなければなりません。ほかにもキルヒホッフの法則を始めとした電気的な法則も理解し、電気がどのように流れるかを把握する必要があります。

    電磁波ノイズに対する知識

    電子回路は様々な環境で使われるため、外部環境から影響を受けても正しく動作するように設計する必要があります。外部からの影響には熱や振動、静電気など色々な種類がありますが、その中でも電磁波ノイズは電子回路に与える影響が大きいです。電磁波ノイズは目に見えず対策が難しいことから、回路設計エンジニアとして活躍するなら重要な知識となるでしょう。特に自動車などの過酷な環境で使われる回路では、欠かせない知識となります。

    組み込みソフトウェアに対する理解

    アナログ回路設計エンジニアとして更に活躍するなら、組み込みソフトウェアへの理解も重要です。組み込みソフトウェアとは、電子回路に使われるマイコンに格納されるプログラムのことです。パソコンのような汎用性はない分、お湯を沸かす、電気をつけるといった特定の動作を少ないリソースで実行できるため、各企業が独自のソフトウェアを、プリント基板の設計と同時に行います。

    開発が同時に行われるため、アナログ回路設計エンジニアが組み込みソフトウェアのことを理解していれば、組み込みエンジニアとの連携が容易になり、開発が円滑に行えます。両方の技術に詳しいエンジニアが少ないこともあり、知識を有していれば高い評価が得られるでしょう。

    アナログ回路設計エンジニアのキャリアパス

    アナログ回路設計エンジニアのキャリアパス

    それでは、アナログ回路設計エンジニアにどのようなキャリアの選択肢があるかを紹介します。

    シニアエンジニア・マネージャーになる

    最も一般的なのは、アナログ回路設計エンジニアとしての経験を積み、シニアエンジニアやマネージャーに昇進する方法です。シニアエンジニアとは、アナログ回路設計の知識やノウハウを積み重ね、技術面でのご意見番として活躍する働き方です。特に各企業では、過去の不具合などをもとに積み重ねてきたノウハウがあるため、深い知識と共にノウハウを有して活躍

    希少技術のスペシャリストになる

    一般的な電子回路の知識だけでなく、希少な技術を身に着けたスペシャリストになることで、キャリアアップを実現するという方法もあります。希少技術には電源回路の設計や、通信で使う高周波信号の設計、センサーの設計などがあり、どれも適切な設計を行うために高度な技術が必要とされる領域となります。特定の領域に特化するため活躍できる企業は限られますが、その分技術者の数はより少ないため、良い待遇が得られやすいでしょう。

    フリーランスへの転向

    アナログ回路エンジニアには、フリーランスとして働くことで待遇を上げる選択肢もあります。近年ではITエンジニアを中心にフリーランスという働き方が普及し始めており、電子回路エンジニアにおいても一部案件が存在しています。現在はまだ一般的とは言えませんが、特に希少な技術を有しているなら、フリーランスとして働ける可能性は高いでしょう。自身のスキルを試したい方や、自分の裁量で仕事を進めていきたい方は、選択肢として考慮してみてはいかがでしょうか。

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    フリーランスになることを検討しているなら、機電系のフリーランス案件に特化した求人サイト「FREEAID」を活用するのがおすすめです。フリーランスとして活動していく上で最も大きな課題になるのが、仕事をどうやって見つけていくか、ということです。自分で営業を行うのも良いですが、継続するのは簡単ではありません。一方「FREEAID」なら、商談から教育まで、フリーランスとしての活動をフルサポートする「MESS契約」という方式があるため、安心してフリーランス活動が行えます。

    また、機電系エンジニアの人材紹介を行っている株式会社アイズが運営しているため、電子・電気設計エンジニアに対する知見も深いです。実際に求人も存在しているので、迷っている方は、一度問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

    まとめ

    今回は、アナログ回路エンジニアがどのようにキャリアアップできるかを、仕事内容など基本的な項目も合わせて紹介しました。アナログ回路エンジニアは、電子機器の心臓部となる、プリント基板の回路図を設計する職種です。専門性の高いスキルが必要な職種ですが、その分スキルを持ったエンジニアへの需要は多く、キャリアアップもしやすい傾向にあります。

    スキルを鍛えて昇進するのはもちろん、転職やフリーランスへの転向によって待遇を上げることも可能なので、様々な選択肢を考慮して今後のキャリアパスを決めるとよいでしょう。なお、フリーランスが気になる方は、機電系エンジニアの求人に特化した「FREE AID」をご活用ください。まずは案件の有無も含め、一度問い合わせをしてみることをおすすめします。

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