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  • 品質管理でおすすめの資格8選!取得のメリットや求められるスキルをチェックしよう!
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    2026年2月15日更新

    この記事を書いた人

    機電系専門ライター Div.長谷川
    「FREE AID」編集部:長谷川

    大手メーカー「コマツ」、「オムロン」などで7年間、アナログ回路エンジニアとして設計・評価業務に従事。
    ECU、PLCなどのエレキ開発経験を多数持つほか、機械商社での就労経験も有する。
    株式会社アイズ運営の機電系フリーランスエンジニア求人情報「FREEAID」専属ライターとして、
    機電分野の知識と実務経験を活かし、専門性の高い記事執筆を行っている。

    製品の品質を管理する重要な役割を持っている品質管理ですが、どのような資格が業務や転職などに有用かご存知でしょうか。 今回は、品質管理の技術者におすすめの資格を紹介します。

    品質管理でおすすめの資格

    品質管理でおすすめの資格

    品質管理に役立つ資格には、主に以下の8つが挙げられます。それぞれの資格について詳しく見ていきましょう。  

    品質管理検定(QC検定)

    品質管理検定(QC検定)は、品質管理の基礎から応用までを体系的に学べる、品質分野では最も知名度の高い資格の一つです。品質管理の用語、QC7つ道具、統計的な考え方、工程改善の進め方など、現場で使う知識が幅広く出題されます。

    試験は1級から4級まで分かれており、4級は品質管理に初めて触れる人向けの入門レベルです。3級は現場で品質に関わる担当者が基礎知識を身につける目的で受験されることが多く、2級になると統計や管理図などを含め、より実務に近い内容が問われます。1級は品質管理のリーダー層を想定しており、記述式問題も含まれるため難易度が大きく上がります。

    品質管理に関わる仕事をしている場合、まずは3級や2級を目標にするのが現実的です。取得できれば品質管理の業務に役立つのはもちろん、転職時のアピール材料としても使えるでしょう。

    信頼性技術者資格認定制度(JCRE)

    信頼性技術者資格(JCRE)は、製品の寿命や故障、信頼性設計に関する知識とスキルを問う認定制度です。品質管理の範囲を一歩広げ、設計段階からの品質づくりや、故障の未然防止に関わる知識を体系的に学べる点が特徴です。信頼性工学の基本、故障モードの考え方、加速試験、寿命推定、信頼性評価の手法などが対象となり、品質保証や信頼性評価の担当者にとっては特に実務に直結しやすい内容となります。

    初級は試験形式での評価が中心となり、信頼性分野の基礎を身につける入口として利用できます。一方、中級・上級では過去の実務経験や論文の提出、プレゼンによる審査が行われるため、単なる暗記ではなく、実際の業務で信頼性向上に取り組んできた経験が重視されます。製品の不具合解析や寿命評価を担当している人、または品質保証の立場で設計・評価部門と連携する必要がある人は、特に取得メリットが大きいでしょう。

    R-Map実践技術者認定制度

    R-Map実践技術者認定制度は、R-Mapを使ったリスクアセスメントの手順や考え方を学び、実務で活用できることを示す認定資格です。R-Map(リスクマップ)は、リスクの大きさを「発生頻度」と「影響度」の2軸で整理し、優先順位を明確にするための考え方です。

    品質管理では、想定される不具合や事故を整理し、対策の優先順位を決める場面が多いですが、組織によってやり方が属人化している場合も少なくありません。R-Mapのような共通言語を学ぶことで、社内の改善活動やリスク評価の進め方を整理しやすくなるため、リスク評価のやり方を標準化するのに役立ちます。なお、本資格は筆記試験だけで評価するのではなく、教育プログラムの受講と成果発表を通じて認定される形式となります。

    ソフトウェア品質技術者資格認定制度(JCSQE)

    ソフトウェア品質技術者資格(JCSQE)は、ソフトウェア開発における品質確保を目的とした認定資格です。近年は製造業でもソフトウェア比率が高まり、品質問題の原因がソフトウェアに起因する場面も増えています。そのため、品質管理担当者であっても、ソフトウェア品質の基本を理解しておく価値は高くなっています。

    資格は初級・中級・上級に分かれており、初級はソフトウェア品質の基本概念、品質モデル、レビューやテストの考え方などが中心です。中級は、品質マネジメントやプロセス改善、品質保証の運用など、より実務に近い内容が扱われます。出題は「ソフトウェア品質体系ガイド」に基づいているため、学習範囲が明確で、対策しやすい点が特徴です。製造業でも、組込みソフトや制御ソフトの品質に関わる人、またはソフトウェア開発部門と連携する品質保証担当者に向いています。

    JSTQBテスト技術者資格認定

    JSTQBは、ソフトウェアテストに関する国際標準的な知識体系に基づいて作られた認定資格です。特にソフトウェアテストを業務として行う人にとっては、知識を体系化し、共通言語として整理できるメリットがあります。Foundation Levelは、テストの基本概念、テスト設計技法、テストプロセス、欠陥管理などが出題範囲となり、実務経験が浅い人でも取得を目指せます。

    一方でAdvanced Levelは、テストマネージャーやテストアナリストなど役割別に分かれており、テスト計画の立案、進捗管理、リスクベーステストなど、より高度な内容が扱われます。また、JSTQBは国際資格であるISTQBとも整合しているため、外資系企業や海外案件に関わる場合にも一定の価値があります。

    QCサークル指導士資格認定制度

    QCサークル指導士資格は、現場主体で品質改善を進める「QCサークル活動」を指導する人材を育成する認定制度です。製造現場の改善活動を推進する立場にある人や、品質改善の文化を根付かせたい管理者層に向いている資格です。QCサークルは、製造現場の改善活動として長く使われてきた手法ですが、活動が形式化してしまい成果につながらないケースも見られます。

    この資格は、現場の問題解決を支援し、改善活動を成果につなげるための知識とスキルを学べるため、QCサークルをこれから導入する場合や、改善活動を強化したい時に役立ちます。なお認定を受けるためには、所定のセミナー受講と認定試験に加え、QCサークル活動の実務経験を提出し、審査を受ける必要があります。

    マネジメントシステム監査員検定

    マネジメントシステム監査員検定は、ISO内部監査員として必要な知識とスキルを評価する検定試験です。内部監査は企業内で行われることが多いため、教育内容や監査の質が組織によって差が出やすく、監査員の力量が見えにくいという課題があります。

    この検定を受けることで、内部監査員としての基礎力を客観的に示せるほか、監査の考え方を体系的に学び直すことができます。監査の進め方、監査で見るべきポイント、是正処置の評価など、実務で必要となる要素が含まれています。検定は1級から4級に分かれており、基礎から責任者レベルまで対応しています。分野はQMS、EMS、ISMS、FSMS、IATFなどから選択する形式となるため、自社の業界や担当業務に合わせて選ぶことが重要です。

    品質マネジメントシステム審査員

    品質マネジメントシステム審査員とは、企業などの製品がISO規格を満たしているか審査する人のことを指します。そして、審査員になるうえで必要なのが品質マネジメント審査員資格です。資格といっても筆記試験は存在せず、マネジメントシステムの教育・訓練を40時間受けることで「審査員補」となり、その後は審査チームに同行し、実務経験を積むなかで「審査員」「主任審査員」に昇格していきます。  

    前提として4年以上の実務経験が必要であり、2年以上は品質マネジメントシステム分野での実務経験が必要であるなど、資格取得へのハードルは高いです。しかし、審査員になれば認証取得のコンサルタントとして企業と契約し、活躍できるようになります。  

    品質管理における資格取得のメリットとは

    品質管理における資格取得のメリットとは

    品質管理に関係する資格を紹介しましたが、そもそも品質管理の仕事で資格を取得するメリット・必要性があるのか、気になる方は多いのではないでしょうか。

    品質管理において資格は必須でない

    まず、品質管理に関する試験は全て民間が運営している資格であり、業務に関わるうえで必須となる資格はありません。転職やキャリアアップにおいても、品質に関する知識や過去の経験が示すことができれば、資格を取得していなくても問題ないでしょう。

    知識やスキルを示すには有用

    品質に関する知識を示すことができる点で、資格を取得するメリットはあると言えます。大学などでは品質について学ぶことはほとんどなく、また企業によっても品質に対する意識は大きく異なります。そのため、資格を取得することで必要な知識を体系的に学び、理解していることを企業へアピールできるでしょう。品質に関する知識は、製品の生産に関わる全ての部署において重要なので、興味がある場合は資格を取得してみてはいかがでしょうか。

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    品質管理に求められる能力・スキル

    品質管理に求められる能力・スキル

    最後に、品質管理に求められる能力やスキルについても紹介します。

    規格に関する知識

    製品の品質を担保する上で、ISOなどの規格に準拠することは非常に重要なので、品質管理にもISOに対する知識は必須です。製品そのものだけでなく、マネジメントシステムの構築にもISO規格の知識が求められるので、幅広い規格に精通しておく必要があるでしょう。

    また、ISO規格にはISO 9001などの普遍的な内容だけでなく、自動車業界ならIATF 16949、医療機器ならISO 13485など、業界に合わせた規格も存在しており、これらの規格にも精通していることが重要です。ISOは国際規格であり海外でも通用することから、詳しい知識を有していることで企業にとって欠かせない人材となるでしょう。

    リスクマネジメントスキル

    品質が高く問題の発生しない製品を作るには、発生し得る問題を事前に想定し、抜けもれなく対策する必要があります。とはいえ全ての想定事象に対策しているとコストが高くなりすぎるので、品質に影響しない修正は行わないなど、優先順位を決めて迅速な対応を行うことも必要です。そのため、R-Mapなどを活用して問題の重要度を把握し、適切なリスクマネジメントを行うスキルが求められます。

    統計に関する知識

    得られたデータを整理する、統計の知識も必要です。製造現場においては、製品の生産に関連するデータが数多く集まりますが、それだけでは価値のある情報は得られません。生産管理においては「QC7つ道具」が有名ですが、さまざまな手法を用いて情報を整理・分析し、品質管理に関する情報を取得して品質向上に役立てることが重要です。データを分析し、現場では気付きにくい問題を見つけて対処することも、品質管理に求められる能力といえます。

    関連記事:  技術士(機械部門)とはどんな資格?

    品質管理の資格を取得して、スキルを証明しよう

    今回は、品質管理に求められる資格と、取得によって得られるメリットについてお伝えしました。品質管理に関する資格は必須ではありませんが、規格やリスクマネジメントの知識など、品質管理におけるスキルを有しているか証明できるメリットがあります。知識が偏りがちな生産管理の知識や、スキルを体系的に学べるのも特徴です。品質に関する知識は、品質管理だけでなく幅広い職種にとって重要なので、品質管理の仕事に就く以外でも様々な場面で役立つでしょう。 

     

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