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  • 《初心者でも安心》Java入門の学び方!プログラミングの基礎から学ぶ方法をご紹介!
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    2024.08.05更新

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    この記事を書いた人

    機電系専門ライター Div.長谷川

    長谷川

    FREE AID編集部 機電系専門ライター Div.
    アナログ回路設計・営業を経験した後ライター&ディレクターとして独立。
    電気電子・ITジャンルを得意とし、正確で分かりやすい情報の発信を行っています。

    今回はJavaについてご紹介します。 Javaは、数あるプログラミング言語の中でも特に人気の高い言語です。 本記事では、そんなJavaの特徴から入門編の知識、勉強方法について詳しく解説していきます。

     

    Javaとは

    まずは、Javaの特徴や学習するメリットを一覧で紹介します。

    Javaの特徴

    汎用性が高い

    Javaの一番の特徴は「一度書けばどんな所でも動く」ことです。通常、プログラム言語はコンピュータやOSなどの動作環境が変わると動かなくなるので、汎用性がなく不便という問題がありました。Javaは仮想マシンを用意して動作させることで、動作環境に依存せず、どこでもプログラムが動くようになっています。

    実行速度が速く安定している

    Javaはコンパイラ型言語であることから、他の言語と比べて実行速度が早いというのが特徴です。コンパイラ型言語とは、事前にプログラムを機械語にコンパイルする言語で、インタープリタ型言語と比べるとデータ処理速度に優れています。実行速度の速さはシステムにおいて非常に大事な要素の一つなので、Javaの人気の高さにつながっています。

     

    Javaを学ぶメリット

    人気がある

    Javaは、汎用性の高さやセキュリティの高さから需要が多く、特に銀行や証券などの企業では圧倒的に利用されている言語です。実際に、TIOBE indexが行ったプログラミング言語の人気度調査によると、Javaは常に人気上位にランクインしています。そのためJavaが書けるエンジニアの需要も常に高く、学ぶことで就職が有利になるメリットがあります。

    学びやすい

    Javaは人気が高い分、非常に多くのノウハウやマニュアルが存在するため、初心者でも学びやすいです。疑問点をネットや書籍ですぐに解決できるので、学習が進めやすいですが、Javaはオブジェクト指向で初心者が理解しづらいとも言われています。そのため、様々な情報を見ても理解するのが難しいと思ったら、HTMLやCSSなどより簡単な言語から学ぶのがおすすめです。

    他言語の理解が進む

    JavaはC言語をもとにして作られた言語であり、C#やRubyなどの言語はJavaを参考にして作られているものが多いです。そのため、Javaを理解することで幅広いプログラミング言語が理解しやすくなるというメリットがあります。

     

    Javaの基礎知識

    ここからは、Javaの環境構築や文法の使い方など、初心者がプログラミングを始めるにあたって必要な基礎知識を紹介します。

     

    インストールと環境設定

    Java開発設定のために、まずは仮想マシンである「JDK」と「Eclipse」をダウンロードしましょう。JDKは、Javaで開発を行うために必要なソフトウェアをまとめたもので、これがないとJavaの開発が行えません。Javaの版権を持つOracle社が無償で提供しているため、誰でもダウンロードできます。

    Eclipseは、開発を効率化するための統合開発環境(コンパイラ・エディタ・デバック機能などがセットになったツール)のことで、Javaの開発にかかる工数を減らせます。

     

    Javaのコンパイル方法

    Javaは仮想マシンで動くため、仮想マシンが理解できる中間言語にJavaを変換する必要があります。その変換作業をコンパイルと呼び、Javaでは「javacコマンド」で実施できます。「クラスファイル」と呼ばれるバイナリコードのファイルが作成されればコンパイル成功です。

    Javaの実行方法

    Javaプログラムのコンパイルが終わったら、コマンドプロンプトで実行します。以下のような「java」コマンドを入力しましょう。

    ちなみにJavaのクラスファイルは、exe ファイルのようにファイル単独で実行できないため、実行するには別途動かすためのプログラムが必要となります。JDK をインストールした場合は「java.exe」という実行プログラムが含まれており、このファイルを使って実行できるようになります。

     

    Javaの基本文法

    クラスとメソッド

    Javaでプログラミングをする場合、クラスが基本となり、その中に複数のメソッドが含まれます。クラスはオブジェクト言語で重要な役割を果たす存在で「これからどんな動作を始めるか」を示しています。クラスにはいくつかの種類があり、それぞれに使い方や機能が異なります。メソッドは、クラスの中に記載され、特定の処理を行うために必要なプログラムをまとめたものです。クラスとメソッドは、以下のように記載されます。

    変数とデータ型

    プログラミングでは様々な場面で変数を使いますが、Javaでは変数を使うために「変数の宣言」が必要で、変数に名前を付ける必要があります。変数の名前を識別子と読び、以下のように宣言することで使えます。

    ここで「int」と記載した所はデータ型と呼ばれ、格納するデータの種類によって記載内容が変わる部分です。データ型の種類はプリミティブ型と参照型に分かれ、必要に応じて使い方を変える必要があります。

    データ型の種類

    プリミティブ型:直接値を入れるための型

    ・参照型:データのある場所を参照するための型(値は入れられない)

     

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    Java学習の流れ

    ここからは、Javaを効率よく学ぶために、覚えておいてほしい学習の流れについてお伝えします。

    構文を覚える

    まずは上記で記載したクラスやメソッド、変数などの基本的な構文を覚えましょう。構文には様々な形式がありますが、頻繁に出てくるものだけを先に覚えておけば、基本的にはコーディングに困りません。あとは実際にコーディングしていけば、応用も利くようになってきます。

     

    ライブラリの活用

    ライブラリとは、頻繁に使うプログラムがまとめて組まれているセットのようなもので、Javaではクラスライブラリとも言います。JavaのライブラリはJARファイルで提供されており、あらゆる分野のライブラリが無償で提供されているため、色々インストールして試してみましょう。一からコーディングする手間が省けてスムーズに作業ができます。

     

    オブジェクト指向を理解する

    JavaとC言語の大きな違いは、オブジェクト指向かどうかです。データとそれに対する処理をまとめたものを「オブジェクト」、この考えを取り入れたプログラミングのことをオブジェクト指向と呼びます。オブジェクト指向は抽象的で理解しづらいイメージがありますが、難しく考えずJavaの理解を進めればオブジェクト指向についても詳しくなれるでしょう。

     

    フレームワークを理解する

    フレームワークとは「開発を簡単にするためのソフトウェアの土台」のことです。クラスやライブラリなどはもちろん、ソフトウェアの大枠のテンプレートが入っているので、開発にかかる工数を大きく削減できます。開発者による機能の追加も含め、フレームワークを使いこなせることが開発者になるには重要です。

     

    開発サイクルの回し方を学ぶ

    Javaの開発を学ぶのと同時に、開発サイクルについての理解も進めておくことをおすすめします。特に重要なのは、テスト工程とソースコード管理です。両方とも組織で開発するには欠かせない工程なので、事前に勉強しておくことをおすすめします。

     

    関連記事:  JTAGと呼ばれる規格とは?検査方法や技術的要素も解説!

    Javaの学習方法

    学習サイトを使う

    Javaの学習が初めての場合は、自分でコードを書きながら学べる学習サイトを利用しましょう。

    Progate(プロゲート)

    Progateは、世界100カ国・地域で150万人以上が利用しているプログラミング学習サイトです。無料または月額980円で多岐に渡る講義を受講でき、サイト上にコードを書いていく実践形式でプログラミングを学べるのが特徴です。Javaについては、7つのコースを徐々にステップアップしていきながら学ぶことになります。すべてのレッスンをクリアできれば、Javaの仕組みやオブジェクト指向については理解できます。

     

    ドットインストール

    「ドットインストール」は、1つ3分程度の講義動画が多数掲載されている学習サービスです。Javaは全部で43回分の講義があり、5回分は無料で受講でき、それ以外は月額980円で受講できます。動画が短いのでさっと学習でき、動画を見ながらコーディングして、ミニゲームを作ることもできるのでかなり継続しやすいです。ただしプログラムの開発環境を構築する必要があるため注意しましょう。

     

    Schoo(スクー)

    Schooは、プログラミングを始め幅広いジャンルの講義が公開されている動画サービスです。講義は1時間程度の長さで、腰を据えて学ぶのに向いています。基本的に演習は無く講義形式ですが、生放送での講義が行われることもあり、質疑応答で疑問点を解決することもできます。 

    Javaの入門編は無料で視聴でき、さらに月980円の有料会員になれば、既に第一線で働いている人でも勉強になるような、各種開発技術についての動画も視聴できます。

     

    書籍を使う

    学習サイトで一通りJavaの基礎を理解し、特定のポイントを詳しく学びたくなった時には、書籍で学ぶことも有効です。Javaの書籍は沢山販売されているので、学びたい内容に合ったものを購入できます。ただし、学習サイトと比べると学習効率は落ちるので、初めての場合は書籍より学習サイトを先に利用することをおすすめします。

    プログラミングスクールに通う

    基礎を学習サイトや書籍で学んでからより実践的なスキルを磨きたくなったら、プログラミングスクールに通うのがおすすめです。対象者の目的やレベルに合わせて講義が行われるので、短期間でレベルアップできます。また初心者にとって、現場で活躍しているエンジニアから話が聞けるのは非常に貴重です。特に仕事でJavaを使っていきたい人にはおすすめです。

     

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    まとめ

    今回は、これからJavaを学んでいきたい人に向けて、入門となる基礎知識をお伝えしました。Javaは高い人気を誇っており、ネットや書籍で使い方を勉強できる環境が整っているため、初心者でも勉強しやすい言語です。JDKとEclipseをダウンロードし、基礎的な文法を理解した上で開発を行いましょう。

    また、初めてJavaを学ぶ人は、Progateなどの学習サイトで学ぶのが効率的です。目的に応じて書籍やプログラミングスクールも活用して、効率よく実践的な知識を身につけてください。

     

    関連記事:  c++でできることって?C言語との違いや機能から学ぶプログラム知識!

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