• TOP>
  • 記事一覧>
  • UNIXとLINUXの違いを徹底比較!これで一発理解できる方法をご説明します!

UNIXとLINUXの違いを徹底比較!これで一発理解できる方法をご説明します!

2021.10.19更新

近年はコンピューター科学の進歩が著しく、さまざまな技術が発展しています。コンピューターはパソコンやスマートフォンに組み込まれ、今や万人に関わりがあるものです。この記事ではUNIXとLINUXの違いについて、コンピューターに詳しくない方でも分かるようにご説明します。

 

UNIX(ユニックス)、LINUX(リナックス)とは?

UNIXとLINUXはソフトウェアの一種

スマートフォンやパソコン、その周辺機器やデバイスなど、コンピュータ―の物理的な構成・操作に関わる機械をハードウェアと言います。このようなハードウェアの中にはコンピューターに命令するためのプログラムが組み込まれており、このプログラムをソフトウェア、あるいはソフトと言います。

 UNIX(ユニックス)とLINUX(リナックス)は、主にOSとして使われるソフトウェアの一種です。

OSソフトウェアとは?

ソフトウェアは、OSとアプリケーションの大きく2種類に分けられます。 OSはOperating Systemの略で、コンピュータ―を動かす基礎となるソフトウェアです。

「基本ソフトウェア」や「システムソフトウェア」とも呼ばれ、キーボードやマウス、タッチパネルなどから入力された情報の伝達、データの受け渡し、メモリの管理など、コンピューターに最低限必要な機能を担っています。 

パソコンのWindowsやMacOS、スマートフォンのiOSやAndroidがこのOSソフトウェアにあたり、1つのデバイス(パソコンやスマートフォンなど)に1つのOSしか入れることができません。 UNIXとLINUXは、主にサーバーのOSソフトウェアとして使われます。

一方アプリケーションは、メールや文書作成、表計算、音楽や動画の視聴など、なにか1つに特化した機能を持つソフトウェアを指します。「アプリ」、または「応用ソフトウェア」とも呼ばれ、OSソフトウェアの上で動くものです。ユーザーがそれぞれの利用目的や必要性に合わせ、さまざまなアプリケーションを1つのパソコンやスマートフォンにインストールすることができます。 MicrosoftのWordやExcel、PowerPointなどがこのアプリケーションソフトウェアにあたります。

 

UNIXについて

UNIXは、アメリカの大手電話会社であるAT&T(ベル研究所)が1968~1969年に開発したもので、現存するものとしては最も古いOSソフトウェアです。OSとしての高い安定性を特徴とし、ネットワーク機能に優れています。

世界中で使われているUNIXですが、UNIXの商標権は厳しく管理されており、現在は「The Open Group(TOG)」という団体がUNIXの商標権を所持・管理しています。この団体から、UNIXの共通仕様である「Single UNIX Specification」を満たしていることを認められたOSのみが、正式に「UNIX」を名乗ることができます。 

またTOGの認証を受けていなくても、UNIXのような使用感や操作感、動作を持つOSソフトウェアが数多くあり、このようなOSは「UNIX系OS」または「UNIX-Like OS」と呼ばれています。

 

LINUXについて

LINUXは、1991年にヘルシンキ大学の大学院生だったリーナス・トーバルズによって開発されたOSソフトウェアです。UNIX同様、LINUXもOSとしての安定性が高く、ネットワーク機能やセキュリティ機能に優れています。他のOSと比較すると、性能があまり高くないコンピューターでも動作が軽いといった特徴があります。 

LINUXは、UNIXから派生した「UNIX系OS」に分類されるOSソフトウェアの1つで、その中でも最も有力なOSとして知られています。LINUXのカーネル(後述)がUNIXの標準規格であるPOSIXを満たしているため、「UNIX互換OS」とも呼ばれています。

またLINUXはオープンソースソフトウェア(後述)としてソースコードを公開し、世界中の開発者によって広く利用されています。この点において、商標権や著作権を厳しく管理し、ソースコードを公開していないUNIXとの大きな違いとなっています。

 

オープンソースソフトウェア(OSS)とは?

ソフトウェアのプログラムを構築するソースコード(プログラミング言語で記されたコンピューターへの命令文、プログラム)は、開発した会社や製作者の著作物として扱われ、著作権法で保護されます。 オープンソースソフトウェア(OSS)とは、ソースコードを著作物として保護しつつ、一般公開されているソフトウェアを指し、誰もが無償で利用することができます。ホームページの作成によく利用されるWordPressもOSSの1つです。

ただし、OSSには利用するための決まりごとがあります。この制約を定めたものをライセンスと言い、ライセンスの遵守を約束する契約(ライセンス契約)を利用者に結ばせることによって、ソースコードの著作権がある程度保護されています。 ライセンスにはGPLやMPLなどの種類があり、OSSによって適応されるライセンスの種類が異なります。どのOSS、またはライセンス契約を選択するかによって、OSSを使う際の制約やその範囲も異なります。

OSSでできること

・ソフトウェアの利用、ソースコードの書き変え

・ソースコードを書き変えたソフトウェアの再配布

・ソフトウェアの複製 など

一方、ライセンス料を徴収して販売しているソフトウェアを「プロプライエタリソフトウェア」と言います。このソフトウェアはOSSとは違ってソースコードが公開されておらず、ソースコードの書き変えや利用、配布や複製などが基本的に禁止されています。UNIXをはじめとした、商用ソフトウェアと呼ばれるソフトウェアの多くは、このプロプライエタリソフトウェアにあたります。

 

UNIXとLINUXの違い

UNIXとLINUXは、利用用途や特徴がどちらも良く似たソフトウェアですが、決定的な違いがあります。稀にUNIXとLINUXを同じOSとして認識している方もいますが、この2つはまったくの別物で、ソースコードも異なります。著作権や商標権の扱いにも違いがあるので、違いを理解して使わなければ、法的な問題に発展する可能性もあります。 まずはUNIXとLINUXそれぞれの特徴と違いについて、詳しくご説明します。

権利の面

権利が厳しく管理されているUNIXと比較すると、やはりLINUXの方が使いやすいと言えます。オープンソースで誰もが自由に利用できるLINUXは、その使いやすさからシェアを広げており、エンジニアからプログラミングの初心者まで、幅広い層に普及されてきています。

UNIXは高いライセンス料がかかりますし、権利の面でもLINUXの方が自由度が高いため、使用する場合には、おそらくLINUXの方になると思います。 UNIXは、どちらかというと企業や研究所に向けたOSソフトウェアと言えるでしょう。

 

UNIXとLINUXの類似点

機能性、使用用途

LINUXはUNIXから派生したOSソフトウェアということもあって、この2つに機能性や使用用途にはそこまで違いはありません。いずれもOSとしての安定性に優れ、スーパーコンピューターなどの大型計算機や、サーバーのOSとして使われていることが多いです。

 

UNIXとLINUXはカーネルの標準規格が同じ

LINUXは、UNIXのカーネルと同じ標準規格を採用しています。 UNIXとLINUXは、どちらもカーネルとシェルで構成されています。 カーネルとはシステムの核となる部分のことで、アプリケーションとハードウェアをつなぐ機能があります。 シェルはシステムのインターフェースを担う部分で、カーネルとユーザーをつなぐ機能があります。

シェルに命令を伝えるための指示書(コマンド)の処理や、カーネルからの情報をユーザーに出力する役割があります。 UNIXとLINUXのカーネルは同一ではありませんが、標準となる規格であるPOSIXを満たしており、これゆえにLINUXは「UNIX互換性OS」と呼ばれるのです。

 

UNIXとLINUXの違いを徹底比較! まとめ

今回は、UNIXとLINUXの違いについて説明をしました。 UNIXとLINUXは、コンピューターシステムの基盤となるOSとして使われるソフトウェアの一種で、どちらも主にサーバーのシステムに使われています。 UNIXはLINUXが開発される20年ほど前に作られ、そこからUNIXの使用感や動作などの特徴が良く似たUNIX系、またはUNIX-Likeと呼ばれるOSソフトウェアが派生しました。LINUXはこのUNIX系OSにあたり、UNIXの流れを汲んで作られたものです。

UNIXとLINUXの大きな違いの1つは、著作権や商標権の扱いです。UNIXはこういった権利が厳しく管理されているのに対し、LINUXはソースコードを一般公開し、世界中の人々が自由に利用やカスタマイズができるOSSの1つです。 権利の問題は、ソフトウェアを利用する際には非常に重要になってきます。UNIXとLINUXの違いをきちんと理解し、混同しないように注意しましょう。

今日では、このようなコンピューターに関する知識が一般教養となりつつあるので、UNIXとLINUXの違いを皮切りにソフトウェアの種類や違い、コンピューターの動作のしくみなども理解を深めていきましょう。

 

電子工学・電気工学の専門知識が欲しいときは

電子回路の知識や組み方を勉強し、自分でものづくりができれば良いですが、知識や技術を身に着けるまでにはやはり時間がかかります。しかし、機電系のエンジニアは会社に属していることが多く、頼みづらいと思うこともあるのではないでしょうか。
電子工学や電気工学の専門的な技術・知識が欲しい!という方におすすめなのがFREE AIDです。

バナー

https://freelance-aid.com/

FREE AIDは、これまでになかったフリーランスの機電系エンジニアにむけた情報プラットフォームです。
仕事を探すフリーランスのエンジニアと、機電系のプロフェッショナル人材が欲しい企業などのマッチングを行っています。

  • TOP>
  • 記事一覧>
  • UNIXとLINUXの違いを徹底比較!これで一発理解できる方法をご説明します!